全国の高校生たちは、どんな1日を過ごしているのか?
今回、取材に協力してくれたのは、全国的にも技巧派として知られる聖和学園高校サッカー部!
■名前:小原基樹(キャプテン)
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:170センチ/56キロ
■自分の見てほしいプレー:「センターバックなので守備での1対1の対応や、判断、落ち着いたプレー」
◇小原選手の一日のスケジュール
06:30~07:30 点呼・朝食
07:30~08:10 朝練
08:10~15:30 学校
15:30~19:30 練習
19:30~21:30 自主練・風呂・夕食
21:30~23:00 自由時間・ストレッチ・勉強
23:00~06:30 睡眠
全国各地から選手が集まる聖和学園高。
他県から来た選手は男子サッカー部の練習場がある三神峯キャンパスのすぐ目の前に寮に住みます。寮を出ると昨年春に完成した人工芝グラウンドへすぐに練習に行けるので「恵まれた環境だと思います」と小原選手は語ります。「朝練はコーンドリ(コーンの間をドリブルしていく)とボールコントロール、自主練ではシュート練習やロングキックをやっています。全体練習後疲れた時は体を休めますが、足りないなと思ったら1~2時間自主練をしています」と朝練や自主練なども合わせれば1日5~6時間練習できるサッカー漬けの生活を送っています。
寮では朝食と夕食が出て、昼食は学校内の購買で買うことになります。「チャイムが鳴ると、寮生がみんな購買へ急いで行きます。食券を買うために並ぶところが渋滞するので、早い者勝ちでみんな急いで行くのが楽しいです」と昼食の争奪戦は激しそう。「毎日野菜も出ますし、バランスが取れていて美味しいですね。から揚げが好物です」と寮での朝食と夕食も非常に美味しいそうです。
自由時間については「携帯でサッカー動画を見たり、ポータブルテレビで試合を見たりしています」とここでもピッチを離れてもサッカーに触れることが大好きな小原選手。寮での生活をとても楽しんでいます。「毎日みんなで食事して、お風呂に入れて、いつも一緒に居られるのが楽しいです。ずっと先輩と一緒に練習していたので、先輩が去った時は寂しかったですね」多くのことを教えてもらった先輩たちが去り、今は最上級生。小原選手は寮での生活を楽しみつつ、サッカーにとことん打ち込みます。
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