『キャプテンはつらいよ!?』のコーナーでは、サッカー部のキャプテンになってよかったことや、大変だったことなど、キャプテンの本音に迫ります。今回は、四日市中央工業高校サッカー部のキャプテン東選手に話を聞きました!
■四日市中央工業高校サッカー部キャプテン:東憲也
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:174㎝/68kg
■自分の見てほしいプレー:「ヘディングと、1対1になった時に相手の自由を奪う部分。ゴール前で身体を張るところも自信があります。背はそんなに高くないですが、ジャンプのタイミングや相手を飛ばせない技術で勝負しています。リーダーシップもあって守備で体も張れるセルヒオ・ラモス選手が好きです。攻撃面でも貢献できる選手なので、憧れています。今はケガをしているので、チームのために何ができるかを考えて行動しています」
その①はこちら!
Q:キャプテン就任直後の去年12月に大きなケガ。苦しかっただろうし悩んだりもしたのでは?
「はい。このままキャプテンできるのかなって。3週間も入院して、チームを離れていましたし、その間は心配でした」
Q:退院して、最初に部活に顔を出した時のみんなの反応はどうだった?
「『顔が白くなった』って言われて(苦笑)。最初は松葉杖でしたし、『大丈夫か』『困ったことがあったら何でも言って』と声をかけてもらえました」
Q:それからはマネージャーのような役割で、サッカー部に関わってきたんだね。
「そうです。松葉杖が取れるまでは自分のリハビリに専念して、試合の時などにはアドバイスを送ったりもしました」
Q:キャプテン業としては苦難のスタートだったんだ。
「そうですね(笑)」
Q:ここから復帰に向けて、何か考えていることはある?
「復帰したとしても、そんなにすぐには調子は戻らないと思います。でも自信はありますし、チームに迷惑をかけた分、復帰したら...とにかく全力でやりたいですね」
Q:自分がいない間のチームをどのように見ていた?
「外から試合を見ることで、『今のは自分ならこうするな』とか、『そこでそのプレーか』と、勉強になっていました。コーチングすることしかできなかったので、そこで少しでもチームのプラスになるようにとは思ってました」
Q:戻った時にはこうしたい、というイメージも膨らませていたんだね。
「今はこういう形でしかチームをまとめられていないので、身体を張るだとか、自分の得意なプレーを見せて、しっかり声もかけて、良い姿を見せることでチームもついてきてくれると思っています。自分が復帰したら、とりあえず誰よりも走って、少しでも以前と変わった姿を見せたいです」
Q:最後に。ズバリ今年の目標は?
「インターハイ予選も始まりますし、去年はインターハイ本選にも行けていません。僕たち3年生にとっては大学などの進路にも影響する重要な大会なので、絶対に全国大会に出たいです。自分は予選には出られそうにないので、そこはチームメイトに頑張ってもらいたいと思います。そして冬の選手権は去年出られなかったので、確実に出場して...選手権の"単独優勝"を目指します。それは四中工の悲願なので、必ず狙う目標です」
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