2022年16校目は三重の名門・四日市中央工業高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの野﨑竣太郎選手だ。
前編となる今回は、インターハイ、選手権、県リーグの優勝を目指すチームのキャプテンになった経緯などを教えてくれたぞ!

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野﨑 竣太郎
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:172cm/65kg
■前所属チーム:ヴェルデラッソ松阪(三重)
■見てほしいプレー:「自分の特徴はプレースキックであったり、FWや対角に蹴れる左足キックが武器だと思っています。攻撃時には積極的に前に行ってのクロスも武器です。空中戦も自信があるので、身長的には高くないですが、自分よりも大きな相手にも勝つ自信がありますし、勝ってきました。好きな選手はポジションが少し違うんですが、前田直輝選手がとても好きです。もともとサイドハーフなんですが、カットインや左足でのボールの持ち方は見ながらプレーしていました」

Q:まずはキャプテンに選ばれた経緯は?
「今年に入ってからキャプテン決めをすることになって、今までなら立候補制だったんですが、今年は立候補の3人を決めてみんなの投票で決めようということになりました。そこで一人ひとりが演説をして、自分になったという感じです」

Q:演説ですか。得意ですか?
「そうですね、人前で話すことは苦手ではないので、話せる方だと思います。コミュニケーション能力も自分の武器だと思っています」

Q:キャプテンはなりたかったものですか。
「いや、なりたいということではなかったんですけど、常に声を出してチームを盛り上げたり、ムードメイカー的な存在として今までも四中工に入ってからもやってきました。中学の時にもキャプテンはやっていたんですが、高校でやるのはまた違うなとは思っています(笑)。そういったところもありながら、試行錯誤しながらやっています」

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Q:いま一番苦労しているのはどんなところでしょうか。
「やっぱりこのチームは個性がとても強くて、まとめるのが大変です。特徴があるぶんだけ、やりたいこともそれぞれに強くて、それをどうやったら気持ちよくプレーできるようになるかとか。何か解決できないことがあったとして、自分が間に入って話をしたり。全体をまとめるというより、それぞれに直接かかわって、コミュニケーションを取るといった工夫はしています」

Q:相当に頭を使っているんですね。
「まあ(笑)。周りはなるべく見るようにしていますし、学年が違っても自分から積極的に声をかけるようにはしていますね」

Q:何か自分の中にキャプテン像はあったのでしょうか。それとも誰か見本がいたのでしょうか。
「いや、別にそういったこだわりは自分にはないんです。誰かがこうだったからとかはなく、こうしなければいけないと思ったら常に行動に移そうとは思っています。誰かが見本ではなく、良い部分は真似しますが、特に誰かを見てということはないですね」

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