2022年9校目の取材は、2年連続で選手権に出場している佐賀の強豪・佐賀東高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは新チームを牽引するキャプテンの松雪翔吾選手。キャプテンになった経緯やキャプテンになって苦労したことなどを語ってくれたぞ!

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松雪 翔吾
■ポジション:GK
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:177cm/65kg
■前所属チーム:鳥栖西中学(佐賀)
■見てほしいプレー:後ろからのコーチング、前への積極性

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「僕は1年生の時からトップチームに入らせてもらいました。上級生がいる中でも、後ろから声を掛けたり、きつい練習の時は積極的に雰囲気を盛り上げてきました。球蹴男児でもキャプテンを務めていたのもあり、新チームになった直後にみんなからの投票で選ばれました」

Q:高校に入るまでも、チームを引っ張るキャラだったのですか?
「中学校でキャプテンを務めた事はなかったのですが、『積極的に自分を出せば、みんなが付いてきてくれる』という親の教えもあり、学校で委員長など意識して引っ張る立場をやってきました」

Q:キャプテンになってから意識している事は?
「自分が1年生の頃は上級生に対して話しかけづらかったので、同じようにならないため、積極的に下級生に声をかけ、話しやすい雰囲気を作れるよう心掛けています。試合中に下級生が上級生に指摘する場面が増えてきているのは、話しやすい雰囲気を出しているからだと思います」

Q:キャプテンをやっていて良かった瞬間、大変さを感じる瞬間は?
「練習中などにチームが一つにまとまった時は、喜びを感じます。特に連携プレーが上手く行った時は、嬉しいです。今年の2年生は、1年生の頃から(中原)優生さんから、雰囲気や一体感を意識する様に言われてきました。良さだと思うので、もっと良くしていきたいです。今は県の新人戦が終わったばかりで、まだ大変さは感じませんが、これから選手権に向かって行くにつれ、もっとチームを一つにしなければいけないと思う。そうなるともっと喜びや大変さを感じる気がします」

Q:昨年、流経柏、大津と対戦出来た経験は?
「夏に流経大柏と対戦した際は5失点し、悔しい想いをしました。そこで今の基準では足りない、全国の基準に合わせた練習をしていく事が大事だと分かった。それまでは練習中の雰囲気や声が全くダメで、球際も含めて全部が緩かった。でも、総体が終わってからは全員が基準を上げないと冬は獲れないと分かったので、声や球際が1段階、2段階上がった。そのおかげで、冬の選手権では山梨学院に2-0で勝てた。大津には3失点したけど、かなり学ぶ部分がありました」

Q:今年は大津との対戦をプラスに変えなければいけません。
「上には上がいるので、まず佐賀県を獲って全国で勝つ事を意識したい。基準を落とさずに全員で頑張っていきます。新人戦は出ている選手、ベンチの選手、応援してくれる選手が全部バラバラでした。そこが敗因だと思っている。夏は足りなかった一体感をもっと出せれば、自然とチームの雰囲気が上がり、基準も上がっていく。そこを大事にして、練習を頑張っていきます」

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