2022年7校目の取材は、栃木の強豪・矢板中央高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは新チームを牽引するキャプテンの田邉海斗選手。キャプテンになった経緯やキャプテンをやっていて感じる大変さなどを語ってくれたぞ!

田邉 海斗
■ポジション:MF
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:179cm/75kg
■前所属チーム:さいたま市立原山中学(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:球際の強さ、ボール奪取

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「チームをまとめる上で、自分は元々引っ張っていくタイプの人間ではなかったんです。元々リーダー役を高校入学までやった経験がなかったのですが、1年生の時に学年の副キャプテンとなり、そこから意識的に味方に対しての要求や声かけができるようになりました。今も難しい部分はありますが、なるべくマイナスになるような声を出さず、チームにとってプラスになる声を出すことを心がけています」

Q:1年生チームで副キャプテンをやる時はかなり戸惑ったのでは?
「戸惑いはありました。自分は中体連出身で当時は1学年20人ぐらいのチームだったけど、矢板中央は1学年60人、70人ぐらいいます。その人数を引っ張るのは本当に難しいし、かなりの労力が必要になるので大変でしたね」

Q:実際、去年の選手権をレギュラーとして出場した2年生は2人しかいません。経験値を仲間に伝える役割はどのように捉えていますか?
「トップチームを経験している2年生自体も元々少なく、尚且つチームを引っ張っていくタイプの選手がおらず、1年生から自分が副キャプテンをやっていた点を踏まえて引っ張らないといけません。それは今冬の選手権を戦っている最中からずっと考えていました」

Q:最後に今年の意気込みを教えてください。
「今年は県新人戦が中止になりました。その影響でモチベーションが決して低くなったわけではないのですが、少なからず落ちてしまった部分もあります。今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自主練習となる日も結構あるので、あまり上手く行っていないところはあるかもしれません。だけど、シーズンは4月には開幕します。個の部分もそうですが、チームとして選手層の厚さが出るように残された期間で取り組んでいきたい。今年こそはプレミアリーグに参入する権利を手にし、冬の選手権では必ずベスト16以上まで行けるように頑張りたいです」

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