2022年3校目の取材は、第100回高校サッカー選手権で14大会ぶりとなるベスト4進出!【トルメンタ】でも世間をにぎわせた山口の強豪・高川学園高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは新チームを牽引するキャプテンの山本陽選手。キャプテンに就任した経緯や新チームで伸ばしていきたいところなどを語ってくれたぞ!

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山本 陽
■ポジション:DF(センターバック)
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:173cm/65kg
■出身チーム:高川学園中学(山口)
■自分の見てほしいプレー:「ビルドアップのときに相手のプレッシャーが来ても、ドリブルで持ち出してパスをつなぐプレー」

Q:キャプテンに就任した経緯は?
「選手権の準決勝で敗れた翌日の1月9日、江本孝監督から『自分たちで決めてみろ』と言われました。1・2年生で話し合ってみんなに指名され、監督にも了承してもらいました」

Q:そのときの心境は?
「1年生と2年生で学年のリーダーを任されていたので、自分がチームを引っ張っていけたら、という気持ちはずっと持っていました。選手権で試合には出場していない状況でキャプテンを任されるのはプレッシャーで、最初は自信がなかったのですが、いまは自分がチームを引っ張っていくという強い気持ちを持ってやっています」

Q:新チームがスタートして、どんな意識で練習に取り組んでいますか?
「僕たちは3年生の代と比べて力がないと言われていて、現状では試合を決めたり、局面を変えることができる選手がいません。監督からも『このチームは組織力が重要』と言われていて、選手権の準決勝で青森山田(青森)を見て感じた球際の強さなどを意識して、練習を始めています」
Q:青森山田戦は、どこで見ていたのですか?
「ボールパーソンとして、バックスタンド側の一番近い距離で見ていました。試合前は『先輩たちのチームなら戦えるだろう』と思っていたのですが、試合が始まると、相手の圧力や気合い、絶対に勝つという気持ちがすごかったです。守備も自分たちが経験したことがないレベルなのが、外から見ていても分かりました。自分たちも、あのレベルを目指してやっていきます」

Q:新チームでは、どんなところを伸ばしていきたいですか?
「青森山田戦を見て、最も違いを感じたのはフィジカルです。県内では絶対に当たり負けせず、全国レベルでも通用するフィジカルを、チーム全体で身につけていきたいです!」

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