【全出場校】第100回全国高校サッカー選手権登録メンバー【掲載中!】

2021年99校目の取材は、2年連続11回目となる選手権出場を決めた島根の強豪・大社高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのはキャプテンの角凌太選手。キャプテンに就任した経緯から選手権に向けての決意など色々と語ってくれたぞ!

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角 凌太
■ポジション:MF(ボランチ、トップ下)
■学年:3年
■身長/体重:163cm/57kg
■前所属チーム:玉湯SC(島根)
■見てほしいプレー:左足のパスとシュート、狭い局面でのプレー

Q:キャプテンに就任した経緯は?
「以前からチームのことを考えていて、他のメンバーよりもチームを良くしたいという思いが強かったと思います。普段から周りをよく見て、小さなことにも気付いて行動することを意識していました。昨年度の選手権で負けた日の夜に後長直樹監督から指名されたのですが、正直そうなるかも、と思っていたので、覚悟はできていました。あらためて監督から言われたときに責任感が芽生え、チームとともにキャプテンとして、選手として、大きく成長したいと感じました」

Q:キャプテンとして難しさを感じたことは何ですか?
「もともと大人数をまとめることが得意ではありません。自分がいるカテゴリーのメンバーだけではなく、チーム全体をまとめ上げなければならないことに難しさを感じました」

Q:キャプテンとしてやりがいを感じること、感じたことは?
「キャプテンとして過ごしていく過程で、たくさんのメンバーから頼られるようになりました。キャプテンになり、これまでは恥ずかしがっていたことや、嫌だったことなどを率先してやるようになり、日々の生活で自分が成長しているのを感じられることに、やりがいを感じています」

Q:インターハイ予選が終わってから選手権予選まで、どんなことを意識してきましたか?
「インターハイ予選決勝では正直、同点ゴールを決めて満足してしまっていました。でもチームを勝利に導けなかったので(1-1からのPK戦で敗戦)、まずメンタル面での成長を意識しました。そのほかのプレー面では、得意なスルーパスやターンができていなかったし、目標を達成するには程遠いプレーをしていたので、ハイプレスの中でも質の良いパスやターンができるように意識して、シュートの質、守備にもこだわってきました。
インターハイ予選で負けた後は多くの3年生が引退してしまい、主力も何人か欠けて、チームにあまり良くない雰囲気が漂っていました。でも自分はここがチームとして大きく成長するチャンスだと思い、日々の練習に取り組んでいましたし、チーム全体にも発信していたつもりです。チームを引っ張る上では、そういうことを意識しました。自分も含めて昨年の選手権予選決勝を経験した人が多くいたので、経験者がどんどん周りに伝えて、共有するように促すことも意識しました」

Q:選手権に向けての決意は?
「昨年は惜しくも初戦で負けてしまいました(堀越〈東京〉に1-1からのPK戦で敗退)。悔しい思いや、県予選とは違う全国大会独特の雰囲気を経験したメンバーが多く残っているので、周りと共有しなければいけないと思っています。昨年の結果を絶対に超えて、掲げている全国ベスト4という目標を、このチームで成し遂げたいです。初戦の会場は昨年と同じ駒沢陸上競技場で、リベンジを果たすチャンス。相手も2015年度の選手権1回戦で敗れている(2-3で敗戦)青森山田(青森)なので、思うところがあり、全国屈指の名門と対戦することにワクワクしています。自分たちができることは、最大限のパフォーマンスを発揮するために良い準備をしていくことだけです。しっかり準備して、本気で勝ちにいき、これまで支えてくださった方々や、全国の皆さんに感動を与えられるようなサッカーをしたいです!」

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