【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年71校目の取材は、香川の強豪・四国学院大学香川西高校サッカー部だ!取材に協力してくれたのはキャプテンの野中瞬生選手。キャプテンになった経緯や選手権への意気込みなどを語ってくれたぞ!

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野中 瞬生
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/57kg
■前所属チーム:神戸FCジュニアユース(兵庫)
■見てほしいプレー:攻守共に走る回る部分

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「2月の新人戦で思い通りのプレーができなかったので、そこから全力で練習をしていたら、5月にスタッフから『キャプテンをやってみないか』と声を掛けてもらいました。最初は別の選手がやっていたのですが、なかなかAチームに出れていなかったので、出ている僕が引っ張っていかなればという理由だったと思います。いきなりの話だったので、ビックリしましたが、チームの先頭に立つ以上は、オフザピッチも含めて相応しい人間になろうと覚悟を決めました」

Q:キャプテンになってから意識していることは?
「審判に文句を言わないことや、負けても相手チームのベンチにしっかり挨拶して感謝するなど、当たり前のことを徹底しようと思いました。ただ、100人以上いる部員全員に徹底するのは簡単ではありません。1年生から3年生までの各学年のリーダーと週に1度集まり、話し合って改善点を話し合っています。そうした成果もあって、インターハイで負けてからはだいぶ変われました。練習の雰囲気も変わり、全員で盛り上げようとする意識が出てきたのは大きいです」

Q:大変さを感じる瞬間は?
「意識を高く持って取り組んでいても、全員が同じ方向を難しい。そういう選手を前向きにするのは大変さを感じます。上手くいかない選手がいれば、呼び出して『何があったの?』と声を掛けたり、気持ちを楽にさせるというか、ストレス発散して欲しいと思っていますが、上手くいかないことも多いです」

Q:なって良かったと思える瞬間は?
「上手くいかない選手と話すうちに、自分が下級生だった頃を振り返る機会が増えました。あの時の自分と今を照らし合わせると少しずつは成長できているのかなと思えました。それは、キャプテンとして多くのチームメイトと話しているからの気付けたのだと思います。また、試合前になると後輩たちから、『頑張ってください』と声を掛けてくれるのも嬉しい。そういう声をモチベーションにして、頑張ろうと思えます」

Q:選手権への意気込みをお願いします。
「インターハイは落としてしまったのですが、選手権を獲れればチャラかなって思うので、絶対に全国に出たい。これまで2年間は試合に出られず、先輩たちの背中を見てきました。悔しい想いをしてきた先輩たちを見てきたからこそ、年々僕がやってやろうという想いは強くなっている。昨年の仲の良い先輩からは、『来年お前らが行くんだぞ』と言われているので、絶対に県で一番になります」


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