2022年現在、約4000校ある中から自身で選びぬいた高校には必ず<理由>があるはず!
今回は第100回高校サッカー選手権で14大会ぶりとなるベスト4進出!【トルメンタ】でも世間をにぎわせた山口の強豪・高川学園高校サッカー部の岡崎海吏選手と栗栖海晴選手に話を聞いたぞ!

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岡崎 海吏
■ポジション:MF(サイドハーフ)
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:167cm/60kg
■前所属チーム:FC Livent(リヴェント、愛媛)
■自分の見てほしいプレー:「サイドでのスピードに乗ったドリブル突破」

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「山口県出身の父が(旧校名の)多々良学園の出身で、FCリヴェントの監督にも勧められたので、中学3年のときに練習に参加し、環境が良いと感じて、ここを選びました。高川学園に来て、プレー面では戦う意識、絶対に負けないという球際の争いなどで、中学時代より粘り強くプレーできるようになったと思います。ピッチ外では、寮生活を始めた頃は面倒くさいことを後回しにしてしまい、その日のうちに洗濯をせず、次の日に着るウエアがなかったりしたのですが、そういうこともなくなってきました。
選手権は登録メンバーに入ることができ、星稜(石川)との1回戦で試合のメンバーにも入りましたが、出場はできなかったです。あのピッチに立ってプレーしたいと思った一方で、まだその力はないとも感じました。新チームでは、自分がしんどい思いをしてでもチームの勝利のためにプレーして、来年度は選手権でプレーしたいです!」


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栗栖 海晴
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:新2年(現1年)
■身長/体重:168cm/61kg
■前所属チーム:JFC FUTURO(フトゥーロ、神奈川)
■自分の見てほしいプレー:「スペースを空ける動き、ビルドアップ時にボールを運ぶことや、少ないタッチでのプレー」

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「フトゥーロのコーチが(旧校名の)多々良学園出身で、勧められて中学3年のときに練習会に参加しました。少しでもレベルの高いところでプレーしたくて、他にも何校か練習会に参加したのですが、一番レベルが高かった高川学園に来ることを決めました。プレー面では、ポジショニングや守備が少しずつ上達していて、ボールが来る場所を予測して、体を当ててインターセプトするプレーが良くなっていると思います。ピッチ外ではあいさつ、礼儀などが成長しました。部署制(※)では生活部に所属していて、トイレ掃除やアルコール消毒などを担当しています。
選手権は登録メンバーに入れませんでしたが、サポートメンバーとして帯同しました。準決勝で青森山田(青森)とのフィジカルやスピードの違いを感じたので、もっと強化していく必要があると思っています。新チームでは守備でハードワークして、試合を決めるパスや得点で勝利に貢献したいです!」

(※部署制の説明)
※部員一人ひとりの所属意識を高め、責任感を持って行動できるように、部内に『部署制度』を導入している。練習内容の作成などを行う『強化部』や、相手チームのスカウティングなどを担当する『分析部』といったサッカー関連だけでなく、部の活動をSNSなどで発信する『広報部』、来客対応を担当する『おもてなし部』、グラウンド脇の農地で農作物を育てる『農業部』などがあり、全部員がいずれかの部署に所属。農業部が育てた野菜を地元の道の駅などで販売し、その売り上げで分析部が使用する機器を購入するなど、各部署が連係して活動している


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