2022年4校目の取材は、大阪の強豪・履正社高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは新チームを牽引するキャプテンの片岡孝太選手。キャプテンになった経緯や大変さなどを語ってくれたぞ!

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片岡 孝太
■ポジション:DF
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:186cm/70kg
■前所属チーム:RESC(大阪)
■自分の見てほしいプレー:ヘディング

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年の時は正式な感じではなかったのですが、同級生を集めて学年の代表として私生活で緩んでいる所を指摘していました。2年生になった時は全員にアンケートをとったのですが、そういうのもあって3年生のキャプテン、副キャプテンと共に2年の代表者として選ばれました。2年続けて学年代表をやっていたので、最高学年になった時に同級生の投票でキャプテンに選ばれました」

Q:今年はキャプテンが3人体制とも聞きました。
「今まで全員を集めて話したり、先生とのコミュニケーションを先輩たちは一人でやっていたけど、分担していきたい。厳しく言える人もいれば、寄り添うような感じの人、喋れる人がいたり一人ひとりタイプが違うので、それぞれの違いを上手く活かして、色んな方面からチームを良くしていきたい。でも、一番は立場関係なく意見したり、声を出せるのが理想だと思っています」

Q:キャプテンになって意識は変わりましたか?
「正直1、2年生の頃は自分たちの学年が良ければ良いと思っていましたが、今はチーム全体を見ないといけません。チーム全体を見る中で、学年ごとにも目を掛けていかないといけない。見るべき所は増えましたが、やる事は大きく変わらない。周りへの要求は止めてはいけないと思っているので、最近は口うるさく、色んな事を言っています」

Q:大変さは感じますか?
「中学の時もキャプテンをやっていて、チームの仕事とかを率先してやっていたので大変さはあまり感じません。目立ちたがりなので、ずっとキャプテンをやりたかった。やり始めた理由として一番大きいのは、前に出ていたらカッコいいからでした(笑)」

Q:キャプテンをやる事でプラスになる事も多い気がします。
「中学の時は自分で全てやろうとしていました。その時から「周りをちゃんと使って、上手くやりなさい」と言われていましたが、自分がやった方が早いのでなかなか出来なかった。でも、高校に入ってからは周りを使わないとチーム自体が良くなっていかないと気付いた。自分だけが良くても、チームが良くないといけないので、周りに頼れるようになりました。あと中学の頃は周りの要求が厳しかったけど、高校に入って色んな所から来た色んな人と出会った。大阪の南と北でも違い、南には強気な選手がいるけど、北はおっとりした選手が多い。それが分かるようになり、気持ちの許容範囲が広がりました」

Q:キャプテンとして今年はどんな一年にしたいですか?
「プレミアリーグという高校でもトップの舞台で戦わせてもらう機会を先輩に作って貰ったので、優勝争いをしなければいけません。プレミアという看板を背負うのは大阪で一校だけなのでインターハイ、選手権で全国に行くようなチームを作っていかなければいけないとも思っています。そのためにも僕が少し気が抜けるような所をしっかり注意して、普段から抜かりのないチームを作っていきたい。ピッチ外での不安をなくして、出来るだけサッカーにかける時間を増やしたいです」


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