『キャプテンはつらいよ!?』のコーナーでは、サッカー部のキャプテンになってよかったことや、大変だったことなど、キャプテンの本音に迫ります。(文・仲本兼進)
■那覇西高校サッカー部キャプテン・我如古 盛洋
■ポジション:DF(センターバック)
■学年:3年
■身長/体重:身長175センチ/体重75キロ
■見てほしいプレー:粘り強く最後までゴールを守り抜くこと。相手が前にいようが「潰してやるぞ」という勢いで
◇夏休みとはいえ、翌日に試合が控えているとは思えないぐらい激しい練習だったね。
我如古:選手権に向けてもう一段二段と個人としてチームとして、レベルアップするためにやっぱり夏休みの練習でどこまで追い込めるかというところで頑張っています
◇県新人戦で敗れたけれど、総体で優勝。その間、チームとして変えていったことは?
我如古:チームとして細かいところの意識というか、新人大会を負けてから結構みんなで追求しました。例えば練習の時、(監督の玉城真哉)先生が集合と言ったら1秒でも早くダッシュで集まるとか、挨拶であったり生活面での改善を図りました。プレーの面では、プレスとかトラップとか技術の面での変化が必要だと思いました
◇昨年のキャプテン・崎山一喜くんと同じポジションで試合に出続けたけど、彼から得たものは大きかった?
我如古:戦う姿勢を常に見せていて、ほんと尊敬してます。崎山先輩の姿を2年の時から見ていて、主将の役目はどういうものか、隣でひしひしと伝わっていました。自分はCBなので試合中の苦しい場面で下から鼓舞していけるよう常に心がけています
◇そんな中、100人近い選手が揃うチームを一つに束ねる大変さというのも感じたりとかはしてる?
我如古:大変なところもあるけれども、苦しいとかではないのでやりがいは感じてます。チームの雰囲気が重くピリピリしている時はみんなところに話に行ったり軽くギャグを言ったりして緊張をほぐしたりとかしてます。那覇西は多くの部員を抱え、個性派が揃っているし、それぞれが持つ考え方を一つにまとめなくてはいけない。新人戦の頃はみんな「俺が俺が」という感じでまとまりの無さを感じていた。負けたことでチームのためにどう動くか、選手間でミーティングを重ねてきました。チームのことをやっても自分を発揮できない選手はまだまだだと思うので、チームのことをやりながら自分のプレーを活かせる選手になろうよと声をかけ続けています