2024年15校目は北信越プリンスリーグ1部に籍を置く富山の強豪・富山第一高等学校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・大村笙太選手。現在のチーム状況や新シーズンの意気込みを語ってもらいました!

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大村 笙太
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/67kg
■前所属チーム:JFAアカデミー福島U-15WEST(静岡)
■見てほしいプレー:サイドからのクロスと守備


Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「今年は例年と違って、僕がチームキャプテンで髙橋大和君がゲームキャプテンという体制でやっています。昨年キャプテンをやっていた多賀滉人さんから一人でやるのは大変だと聞いていたので、みんなで話し合った結果、分担をしようとなりました」

Q:それぞれどんな作業を分担しているのでしょうか?
「選手を集めたり、連絡をするのは僕がやっていて、髙橋君にはAチームの試合を任せていて、キャプテンマークを巻いてくれています。僕はキャプテンマークを巻くのは苦手だけど、チームをまとめる作業はしたいと思っています。髙橋君はキャプテンマークを巻きたいけど、陰でチームを支えたいタイプ。お互いのキャラクターにあった体制だと思います」

Q:これまでキャプテンの経験はありますか?
「早生まれで入った昨年の国体ではキャプテンをやっていましたが、決してチームを引っ張る作業は得意ではありません。中学時代を過ごした静岡から帰ってきて、高校生活もあと1年しかありません。それに今年は3年生の人数も少ないです。覚悟を決めるためにキャプテンという重荷を背負って頑張りたいと思っていました」

Q:なってから意識していることを教えてください。
「チーム全体を見るようにしています。これまでは自分のことばかりやっていたのですが、キャプテンをやるからには周りの色んなことを見て、様々な人の意見を取り入れなければいけません。
カテゴリーが違う選手とはなかなか話す機会がないので、色んな学年の選手とコミュニケーションの量を増やして、チーム状態について考えるようになりました。キャプテンになってから自分のことにプラスして、チームのことも両立して考えるようになれた気がします」

Q:大変さを感じる瞬間となって良かったと思う点は?
「チームメイトのことを考えながら、自分のこともやっていかないといけないのは簡単ではありません。それに、自分が経験していないことにも対応しなければいけません。ミーティングで前に出て話す経験もしてこなかったので、『これがキャプテンなのか、中途半端な気持ちではいけない』と感じました。大変さというより、色々と分かってきた感じです。
一方で、今までよりもサッカーに目を向けられるようになりました。それにコミュニケーション能力が少しずつ付いてきたのは良かった点です。サッカー以外の部分で成長できているのかなって思います」

Q:最後に今年の意気込みをお願いします。
「今年は周囲から心配の声が聞かれます。実際、1年生の頃はルーキーリーグで2部に降格しましたし、今年になってからもプリンスリーグで思うように勝てていません。ただ、自信はなくしていないし、色々と試行錯誤している中で、良い部分も見えてきました。ここからはプレミアリーグの参入戦に行くことが目標です。インターハイはベスト8以上、選手権では優勝を目指します」


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