『キャプテンはつらいよ！？』のコーナーでは、サッカー部のキャプテンになってよかったことや、大変だったことなど、キャプテンの本音に迫る。今回は、松山工業高校サッカー部（愛媛県）の向井和哉キャプテンに話を聞いたぞ！

向井 和哉
■ポジション：FW
■学年：2年
■身長/体重：175cm/61kg
■出身チーム：帝人SS（愛媛）
■自分の見てほしいプレー：「前向きでボールを持った時のドリブルでの仕掛け」

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「選手の間では、伊藤元太で決まりと話していました。ただ、俺と元太の二人でプロの練習に参加した時に、アイツは普通にやれていたのですが、俺は緊張とかで自分のプレーができなくて。それを坂本（哲也）監督とか、タカシさん（大西貴コーチ）に言ったら、メンタル作りのためにも『和哉がやった方がいいんじゃないか』と言ってもらえたので、引き受けました」

Q:自分でも、メンタル面が課題だと感じていた？
「それは感じますね。特にプロの練習参加に行ったり、上のレベルで試合する時は緊張してしまうので、直さないとダメだと思っています」

Q:実際にキャプテンをやっていて大変だと感じることは？
「選手権はチームとしても個人としても何もできずに終わり、みんなが同じ方向を向かっていかなければダメだと感じました。そこをどう持っていくが難しいから、声を出したり重視しています」

Q:そのためには、どんなことをしていますか？
「基礎練習でも、細かく注意したりしています。ちょっとでも気が抜けてたりすると注意して、集中させるようにしています。昨年のキャプテンだった志摩（奎人）クンは、あまり口に出さず、行動で示す系の人でした。そこは凄いなと思うので、志摩クンみたいに何も言わなくても皆がついてきてくれるキャプテンになりたいです」

Q.中学時代は、キャプテンをやったりはしてなかったのですか？
「中学の時は、監督に『キャプテンも主力としても責任を負わせるわけにはいかない』と言ってくださったので、その分プレーで頑張ろうと思っていました」

Q:個人としての今年の目標を教えてください。
「昨年の夏以降、顔を上げてプレーするように意識してから、プレーが上手くできるようになりました。以前と比べてちょっとは成長できていると思うので、プリンスリーグとかで得点王を狙いたいし、自分が得意なドリブルとかをもっと磨き上げたり、長所を伸ばしていきたいです」

Q:チームとしての目標は？
「昨年は守備を重視する所からチーム作りが始まったのですが、今年は攻撃を意識したチーム作りをしています。昨年よりも半年くらい早いことをしていて難しさもあるのですが、一人ひとりの意識を高めながら、昨年以上の結果を残したいです」

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