サッカーをしているみんななら誰もが共感する、あのシーンやあのしぐさ。。。今回は、立正大淞南高校サッカー部ならではのあるあるネタを取材したぞ!
①日本代表の試合は全員で観戦!
河岸「いつもサッカー部全員で見ています」
松井「自分のポジションの選手のプレー、マッチアップする相手選手のプレーを見て、みんなで話し合いながら参考にしています」
河岸「この前のオーストラリア戦(W杯予選)では、中盤の長谷部誠選手、山口蛍選手、井手口陽介選手に注目しました。立正大淞南は前線からの守備に力を入れているので、自分たちと日本代表の違いや、連動性、連続性について考えました」
上田「自分も3人と同じ中盤の選手なので、注目していました。走力がすごかったし、お互いの考えが共有できていて、自分に足りないところがよく分かりました」
②毎日の練習メニューが、ほとんど同じ!
松井「ほとんど同じメニューを毎日やるので、その中でいかに工夫するかを意識しています。攻撃が3人、守備が2人の3対2があり、DFの自分にとっては不利な状況ですが、それでも声や予測で守り切る。毎回相手が違うパターンで攻めてくる中で、2人で連係しながらの守りが成長できていると思います」
河岸「同じ練習を何度もやって、他の選手がやっているときも『自分なら、こうプレーしよう』と考えます。その練習と同じシーンが試合でもよくあるので、試合でその場面が来ても、慌てることがありません。周りの選手のプレーも見ているので、『ここに走っている』『ここでスルーする』といったことも分かります」
上田「一つひとつの練習が、すべて試合につながっています。いまは守備の練習が増えているので、同じ練習を繰り返す中で、仲間と共有しながら守る力をつけたいです」
③厳しい練習を乗り越えてチームが一つに
松井「全国大会や予選の前などの『追い込み期間』に、2分間休まずに1対1をやるメニューがあります。走り込みもあるので、乳酸がたまってくると足が動かず、他のメニューもきついです。でも、それをやっておくと試合で走れる。その経験があるので、『これをやっておけば大丈夫』と思って頑張ります」
河岸「年に数回、2・3年生が砂浜で走るだけの練習の日があります。午前中に2時間、午後に2時間、ダッシュや、ボールなしでの1対1をするのですが、みんなで苦しいメニューをやり切った達成感でチームが一つになります。あれをやったから、試合でも走り切れると思えます」
上田「フィジカルコーチの末広誠さんのフィジカルトレーニングが、すごくきついです。でも、自分たちをもっと強くしてもらっています。みんなで乗り切っているし、一人でもできるトレーニングなので、成長できていると思います」
④寮生活で団結し、ご飯を食べて体も大きく!
松井「寮では週に2、3回、全員でミーティングをして『最近、みんな疲れていて練習の雰囲気が良くないので、しっかりやろう』といったことを話し合っています」
河岸「ミーティング以外でも、いろいろ話し合っています。食事や風呂で一緒に過ごす時間が長いので、何でも話し合える関係です」
上田「自分は自宅から通っていて、寮生と差がつきやすいのは食事面だと思います。寮生は朝食と夕食でご飯をどんぶり3杯食べることになっていますが、自分は入学した頃はあまり食べられませんでした。差がつかないように、しっかり食べています」
松井「練習や試合で走り切るためにも食事は大事なので、意識して食べています」
河岸「3杯以上、食べるようにしています」
あるあるを教えてくれたのは、この3人!
松井 聡太
■ポジション:DF(右SB)
■学年:3年
■身長/体重:173cm/68kg
■出身チーム:ポルベニル橿原(奈良)
■自分の見てほしいプレー:「ヘディングの競り合い、球際の強さ」
河岸 真太朗
■ポジション:MF(右サイドハーフ)
■学年:3年
■身長/体重:163cm/60kg
■出身チーム:大阪セントラルFC
■自分の見てほしいプレー:「ドリブル突破、クロス」
上田 隼也
■ポジション:MF(ディフェンシブハーフ)
■学年:2年
■身長/体重:165cm/62kg
■出身チーム:サンフレッチェくにびき(島根)
■自分の見てほしいプレー:「ヘディング、守備のしつこさ」
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