どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数ある高校やクラブの中から絞り込んで選びぬいた高校には、必ず選んだ理由があるはず。。。
今回は、滋賀の強豪・草津東の栗山高季選手と山本佳輝選手に選んだ理由を聞いてみたぞ!

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栗山 高季
■ポジション:FW、MF
■学年:3年
■身長/体重:173cm/62kg
■出身チーム:京都サンガF.C. U-15(京都)
■自分の見てほしいプレー:ドリブル

■草津東高校を選んだ理由は?
「学校に人工芝グラウンドもあるし、全国大会出場も狙える、その環境がやっぱり大きかった。サッカーだけではなく、勉強もしたかったので草津東を選びました。
でも、小学生の頃は草津東が強いということは知りませんでした。意識するようになったのは中学生の頃からです。強いんやってくらいですけど(笑)。
京都サンガF.C.U-15(サンガ)の頃から佳輝(山本)と一緒にやっているので、お互いのプレーも分かっている。そこも草津東を選ぶポイントにはなっているかもしれません。
佳輝もそうだと思いますが、草津東では練習前のアップやストレッチ、体幹トレなどを部員みんなで30分くらいかけてやることに驚きました。サンガの頃は、自分たちでアップして、すぐボールを触っていたので...。練習後のダウンも各自でしたから、最初はこの念入りなアップとダウンに慣れませんでした。
でも、そのおかげというか、個人的に成長できていると思います。サンガの頃は成長期だったのもあって頭のイメージに体がついてこない感じでした。でも、草津東に来て、イメージを体現できるようになって来て、ドリブルの質は上がったと思います。以前は"おもちゃ"だった左足も、シュートくらいはちゃんと蹴れるようになりましたし(笑)。インターハイでは成長の成果を示して、草津東初のベスト8入りに貢献したいと思います」

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山本 佳輝
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:173cm/65kg
■出身チーム:京都サンガF.C. U-15(京都)
■自分の見てほしいプレー:ゲームの組み立て、展開力、オフ・ザ・ボールのポジショニング

■草津東高校を選んだ理由は?
「今、関西学院大学でプレーしている兄(山本悠樹・草津東OB)の影響で草津東を選びました。京都サンガF.C.U-15の時は、ユースに上がれるかどうかという感じでしたけど、あまりにもレベルが高すぎて、ユースに上がれても試合には出られないなと思いました。その時に兄が草津東で活躍していて、自分にも勧めてくれた。実家から学校も近かったですし、施設も整っていたのは魅力でした。
草津東に入ってみて、みんな真面目ですし、チームのために動いてくれるので、雰囲気は作りやすい。試合前には厳しくできているので、いいチームだと思います。個人的には、ゲームの組み立てや展開力にこだわっていて、ボランチのどっちかが前に出たら一人はバランスを取るとか、センターバックがボールを持った時にちょっと低い位置を取ったりとか、相手を困らせるようなところにポジショニングしたりだとか、ボールをとったらとにかく前が動き出してくれるので正確なパスを配球するとか、そういうプレーでチームに貢献したいと思っています。
インターハイ滋賀県予選の決勝は苦しみました。それまではいい時間帯に点数も取れて、試合の流れをつかめたんですけど、決勝の綾羽戦はボールが回らなかったり、詰められてロングボールで逃げたり、自分たちのペースがつかめなかった。うまくはめられたなという印象で...。綾羽の選手は身長も高くて、ロングボールも跳ね返されて、チーム内で"何でロング蹴んねん!"みたいな言い合いにもなった。後半に一発で点を取れて、少しほっとしました。
今シーズンも草津東の両サイドはスピードもあって、強みだと思います。高季(栗山)に関しては一人で突破したり、周りを生かすこともできるので、高季にいいボールを出していきたいですね」

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