岡山の強豪・作陽高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。
取材協力してくれたのは、チームをまとめる羽田一平選手!

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羽田 一平
■ポジション:DF(CB)
■学年:3年
■身長/体重:176cm/70kg
■出身チーム:FC岐阜ジュニアユース
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップ、後ろからの声

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「2年の時、全国高校選手権で自分がPKを外してしまったんです(3回戦日本文理高戦)。負けたことは自分のせいでもあるので、キャプテンという責任のある立場になって、もう一度、全国の舞台に出たい、という気持ちから立候補しました。自分がこの作陽を変えたいから、やらせて欲しい、と伝えました」

Q:どういうところが難しいですか?
「トップのメンバーだけを見るのではなく、150人以上の部員の寮生活までを含めて、気を配ることです。僕自身、高校から県外に出ようと決めていたのは、自分が成長したい、という思いがあったので、生活面を含めて気をつけて見るようにしています。3年生が思っていることと、2年生が思っていることは違う、ということを踏まえて、気になることがあった時は、個人的に声をかけて話をしています」

Q:大変な時はどんなふうに対応しますか?
「副キャプテンが3人いるので、相談します。チームを良くしようと思っている集団なので、「こうした方がいいよな」と前向きな話になります」

Q:今は怪我でリハビリ中だと聞きました。
「インターハイが決まった翌週の練習中、ヘディングの着地で右の足首をくじいちゃったんです。あと2週間くらいで復帰できる見込みですが、今は体幹や筋トレをやっています。空中戦でぶつかられてもブレないよう、体幹を鍛えたかったので、その意味では良い機会になっていると思います。しっかり身体を作って復帰して、チームを勝たせるプレーをしたいと思います」

Q:今後の目標は。
「インターハイがあって、選手権があって、そこでも全国大会への出場権を取らなければいけないので、そこにベクトルを向けてやっていきたいと思います」

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