神奈川の強豪、三浦学苑高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる川島陸選手!

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川島 陸
■ポジション:DF
■学年:3年
■出身チーム:エスペランサSC(神奈川)
■見てほしいプレー:後ろからの声かけ、球際、対人プレー

Q:キャプテンになった経緯は?
「自分から「やりたい」と言って、監督に指名してもらいました。両方ですね。例年指名で決まります」

Q:下級生のころからリーダーのような役割だった?
「そうですね。声が特徴の選手だと思うので、後ろから指示しているキャラでした」

Q:みんなをまとめるのは得意な方?
「得意というか、好きです。学級委員長もやっているので。そういうキャラだと思ってもらえてるといいんですけど(笑)」

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Q:選手とのやりとりを見ていると、威厳を持ってまとめるよりも親しみのあるキャプテンのように見えますが?
「それもありつつ、締めるところは締める、ということを目指しているつもりです」

Q:キャプテンとして意識していることは?
「どんな時でも自分だけは手を抜かないことは意識しているつもりです。キツイときにサボってしまうことは誰だってあると思いますけど、それでも自分がサボってしまうとチーム全体が「サボっていいんだ」という空気になってしまうので、どんな時も自分だけはサボらないように意識しています。サボっている選手に注意することもありますけど、それも自分がサボっていたら説得力がなくなります。注意しても納得してもらえるように、手は抜けません」

Q:キャプテンで苦労したことは?
「簡単ではないですよね......(苦笑)。どこの高校も同じだと思いますが、三浦もなかなか個性が強いチームなので。言い合うこともありますし、楽ではないです。キャプテンになった最初の頃は、ミスしたり失点したりしたときに、精神的に落ち込んでしまいました。声をださなくちゃいけないとわかっていても出せなくて。それを変えるのが難しくて、自分の中で辛かったところです」

Q:逆に楽しかったことは?
「ピンチの時に体を張ってギリギリのラインで守れた時などは、チームメイトから「ナイスプレー!」と声をかけられて嬉しかったです。キャプテンがそういうプレーができると、試合の流れもできますし、そういうプレーが出た時はだいたい勝てます」

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