京都の強豪、東山高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる倉貫直人選手!
倉貫 直人
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:166cm/59kg
■出身チーム:京都JマルカFC(京都)
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の頃からずっと試合に出させてもらってきたので、この経験を活かさないとダメだと思い、昨年の選手権予選で負けた直後に立候補しました。本来はキャプテン向きの性格ではなく、福重監督からは『試合中の流れを読んで、チームメイトに声を掛けられていない』と指摘されます」
Q:キャプテンとして意識していることはありますか?
「2年間ずっと一緒にやっているので全員の特徴や、困っている表情が分かるつもりです。少し引いた状況でそういう部分を見て、こうすれば助けることが出来るのかなと気付き、行動出来るキャプテンになっていきたいと考えています」
Q:大変なことはありませんか?
「なってすぐは頑張ってチームをまとめようとしても、意識が一つにならず、大変でした。まだ完璧ではありませんが、今はその頃と比べるとだいぶ良くなってきました。ただ、今もチームがどうすれば良くなるか常に考えていて、頭がいっぱいです」
Q:やってて良かったことを教えてください。
「皆と一緒に優勝できた時が一番嬉しかったです。キャプテンになったのに結果が出なければどうしようと考えていたので、優勝できた瞬間はホッとしました。ただ、ここからが本当のスタート。ここから他のチームも成長してきますし、追われる立場になったので、満足してはいけません。優勝の景色も一度見れたので、また同じ景色が見れるように成長し続けたい。そのためには、よりコミュニケーションをとるように意識しています」
Q:キャプテンから見た今年のチームの特徴は?
「一番の強みは組織力。昨年いた池田昌生クン(福島ユナイテッドFC)のように一人で打開できる選手はいないので、コンビネーションで相手を打開するように心がけています。ピッチ外でも学校生活から笑いが絶えず、仲が良いのも今年の特徴だと思います」
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