長期のケガをしてしまった時、どんなことを考え、どう立ち直っていくのか。今回は高校サッカー選手権1回戦翌日に負傷し、現在は復帰してプリンスリーグ東北で活躍中の結城陽向選手が聞かせてくれたぞ!
結城 陽向
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:174cm/65kg
■前所属:杉並アヤックス(東京)
■自分の見てほしいプレー:「裏への飛び出しとプルアウェイの動きです。スピードがあるので、自分の特長に合ったプレーを見せていきたいです」
Q:選手権のいつにケガをしたのですか?
「1回戦(2017年12月31日)に出場し、翌日(2018年1月1日)の調整練習の時にケガをしてしまい、3ヶ月近くまともにプレーはできませんでした。1月末の東北高校新人サッカー大会は痛みがあり、後半途中から出られるかどうかという状況でした」
Q:どういうケガだったのですか?
「右足の親指下の辺りが腫れて水が溜まったような感じでした」
Q:選手権1回戦で勝利した後だっただけに、悔しさがあったのでは?
「1回戦で自分の思った通りのプレーができ、勝利に貢献できたと思いました。2回戦自分が勝利に導く気持ちでやっていこうと思ったのですが、ケガをしてしまいショックが大きかったですね。自分が出られない2回戦でチームが負けてしまって、心残りが大きく、3年生最後の試合で自分が何もできなかった悔しさがありました」
Q:リハビリ中はどんなことを考えていましたか?
「自分は体ができあがっていないと思い、筋トレをやったのですが、筋肉をもっとつけてプレーの幅を広げたいと思いました」
Q:プリンスリーグ東北で本格的に復帰して、サッカーできる喜びを感じますか?
「点を取るのが一番楽しいので、点を取ってチームの勝利に貢献したいです。プリンスリーグ東北で今(第8節終了時)、2位タイの6得点が取れているのは自分の中で自信になっています」
Q:ケガをしたからこそ見えてきたことはありますか?
「1回サッカーから離れて、自分はどういうことをチームのためにすれば良いか、冷静に考えることができました。復帰してからは改めて何をすれば良いか考えてプレーできるようになりました」
Q:今後の目標は?
「高校卒業後はプロに行きたいので、自分の特長を最大限に生かして、全国で注目されるような選手になりたいです」
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