どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数ある高校やクラブの中から絞り込んで選びぬいた高校には、必ず選んだ理由があるはず。
今回は、山口の強豪・高川学園高校サッカー部の中川翔太選手と山下詩音選手にも選んだ理由などを聞いてみたぞ!

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中川 翔太
■ポジション:FW
■学年:2年
■身長/体重:179cm/70kg
■出身チーム:吉見中(山口)
■自分の見てほしいプレー:「高さを生かしたクロスからのヘディング、ポストプレー」

■何で高川学園を選んだの?
「高川学園が強いのは子どもの頃から知っていて、全国大会に出るために進学しました。いまは中学時代よりも、高さなど自分の特徴を出せていると感じています。また、夏休みなどにいろいろなチームが高川学園に遠征で来られる際、指導者の方や選手の皆さんを案内したりして、コミュニケーション能力が高まりました。プレー以外でも学ぶことが多いです。新チームがスタートして3カ月ほどですが、インターハイや選手権に向けて、いま以上に雰囲気を良くしていきたいです。新年度の自分の目標は、ケガをしない体づくりをして、常にAチームに帯同すること。チームとしてはインターハイ、選手権など全国の舞台で結果を出せるように頑張りたいです」

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山下 詩音
■ポジション:DF(CB)
■学年:2年
■身長/体重:180cm/70kg
■出身チーム:FC多摩(東京)
■自分の見てほしいプレー:「ポゼッションの起点になるプレー、相手の背後のスペースへのロングパス」

■何で高川学園を選んだの?
「中学1年のときに(2014年度)選手権1回戦の高川学園-都市大塩尻(長野)戦を会場で見て、全員がハードワークしていて、面白いサッカーをしていると感じていたんです。中学3年で練習会に参加して、環境が良く、選手権に出るために一番近い学校だと思って入学を決めました。中学時代はサイドハーフだったので、後方からチームを支えることは意識していませんでしたが、いまはセンターバックなのでカバーリングなど、周りのことを考えるようになりました。新年度のチームの目標は県内3冠と、プリンスリーグ中国で2位以内に入ること。個人の目標はプリンスリーグで守るだけでなく、10得点することです。そのためにセットプレーだけでなく、カウンターなどでの攻撃参加も磨いていきたいと思っています」

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2017年10月に旧・多々良学園の敷地内に完成した第2人工芝グラウンド。
奥に見えるのがサッカー部専用の志門寮。校舎内のグラウンドの人工芝も16年9月に張り替えられており、素晴らしい環境が整っている。

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多々良学園時代からの伝統であるオレンジのユニフォーム。
選手権は24回、インターハイは22回の出場を誇る。

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