大阪の強豪、金光大阪高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる角田龍亮選手!
角田 龍亮
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:175cm/68kg
■出身チーム:千里丘FC(大阪)
■自分の見てほしいプレー:ハードワークと味方を鼓舞する声
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年12月にプリンスリーグが終わった直後に新チームのキャプテンを誰にするか全員の投票をし、僕に一番多くの票が入りました。この学年にはチームを引っ張るタイプの選手がおらず、今までも自然と僕が引っ張っていたので、継続してキャプテンになろうと思っていたので、引き受けました」
Q:キャプテンで大変だったことはありますか?
「新チームになった直後は全員が意欲的で良かったのですが、2、3月はダラダラして、上を目指して頑張ろうという意思が統一できず大変でした。金光はちゃんとやる時はちゃんとやるんですが、ダメな時は本当にダメ。賑やかで良いんですけど、周りに流される選手が多くて、みんなをまとめる時に苦労したりもします」
Q:やっていて良かったと思える瞬間は?
「日頃から、周りの選手以上に熱を込めてプレーしているので、勝った時の嬉しさは人一倍あります。勝った時は、誰よりも喜びを爆発させていると思います。ただ、日頃の練習で僕が声を出していても皆が乗ってきてくれない時があるので寂しい。自分が声を出し過ぎて、浮いてる時もあるので、そういう時は『もっと俺が引っ張っていかないと』ってなります」
Q:理想とするキャプテン像はありますか?
「去年のキャプテンだった廣渡建己クンです。僕と同じで、技術がめちゃくちゃあるタイプではないのですが、声を出してチームを引っ張っていく所を学びました。あの人には負けてられないと思うので、廣渡クン以上に声を出して頑張ろうと意識しています」
Q:練習を見ていても、誰よりも声を出しチームを盛り上げようという気持ちを感じました。
「中学の時はそこまで声を出すタイプじゃなかったんですけど、高校に入ってから技術の高い選手や能力の高い選手がたくさんいました。『自分に出来ることは何か』と考えた時に、ハードワークすることや声で盛り上げてチームの雰囲気を良くすることで、出来ることから頑張って試合に出られるようになろうと思うようになりました」
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