長期のケガをしてしまった時、どんなことを考え、どう立ち直っていくのか。今回は愛知県代表として、インターハイに出場する東海学園高校の加藤謙真選手が聞かせてくれたぞ!

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加藤 謙真
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:164cm/58kg
■出身チーム所属:瀬戸FC(愛知)
■自分の見てほしいプレー
「自分はドリブルしながらのスルーパスだったり、得点につながるプレーが持ち味です。憧れているのはイニエスタとか、チアゴとかですね。ボールを運びながら、というドリブルです。ペナルティエリアの中でのシュートだけでなく、外から打つなどシュートレンジを広げたいと思っています。自分は小中とフットサルをやってきて、その部分も活かしたスタイルです」

「僕はこれまでケガが多くて、両ひざの内側靭帯損傷に左足の指を骨折、左内転筋の肉離れをやりました。ケガで休んでいる期間は長かったんですが、その分、応援している人の気持ちや試合に出られない悔しさは理解しているつもりです。最初は1年生の時に右の内側をケガして、2年生のインターハイ前に左指を骨折して、その影響からかグローインペインにもなってしまいました。身体のバランスがおかしくなってしまったみたいで。その冬には復帰したんですが、練習のし過ぎか肉離れになってしまって、選手権はほとんど応援に回っていました。そして3年生の新人戦が終わるころに左ひざをやりました。今は治っていますが、ボールを持つタイプなので潰されることが多くて。そこは直さないといけない部分ですね。
ケガの期間は自分はリハビリメニューを毎日サボらずにやることを心掛けました。それでけっこう早くに戻れていたので、良かった部分なんだと思います。それに内側の負傷の時とかは尻の筋肉を集中的に鍛えるようにしたので、足腰は負傷期間中に強くなったと思いますね。ケガがなかったら今のフィジカルに放っていなかったと思います。メンタルの部分でも、ケガした時はもちろんですが、復帰した時に前はできていたプレーができなくなっていることがあって、心が折れそうにもなりました。でもチームメイトがいろいろと声をかけてくれて、すごく助けられました。ケガの回数も多いので、頑張れって言ってもらえて僕もめげずにやることができました。メンタル面も鍛えられましたし、ケガがなかったらこうしてスタメンでプレーできるようになっていなかったと思いますね。自分は中学の時はあまり強いチームにいなかったので、このケガも含めて大きく成長できたと思います」

○加藤選手のプレー写真

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