全国大会の常連・福島の尚志高校サッカー部のキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめるキャプテンの大川健選手！

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大川 健
■ポジション：MF（ボランチ）
■学年：3年
■身長/体重：173cm/64kg
■前所属：鹿島アントラーズジュニアユース（茨城）
■自分の見てほしいプレー：「ボールを奪うところとロングボールが得意なので見て欲しいです」

Q:キャプテンに選ばれた経緯は？
「元々今年のキャプテンはMF菅井泰祥がやっていました。6月インターハイ県予選が終わった後、「チームのことや自分の膝のケガのことを考えると、キャプテンを続けるのが難しい。自分か沼田皇海にキャプテンを任せたい」と菅井から話があり、監督が自分に「キャプテンを任せたい」とおっしゃってくれたので、「やります」と言いました」

Q:途中からのキャプテン就任で周囲から助けてもらいましたか？
「自分はキャプテンをやったこともなくて、声を出すタイプでもありませんでした。最初は難しいと思ったのですが、周りの選手が声をかけたら返事もしてくれて、すぐに動いてくれて助かりました」

Q:逆に苦労したことはありましたか？
「今年は自我が強い選手が多くて、試合中に意見がぶつかったり集中力を欠いたりといったことが多かったですし、ピッチの中で監督と意見が異なということも起こってきますので、そういう時にチーム全体の意識をまとめていくことは難しいと思いました」

Q:そんな中良いチームになっている手応えはありますか？
「(プレミアリーグプレーオフや選手権に備えて)先週もいわきFCと対戦し、今日は仙台大など、大人や大学生と練習試合を行っていますが、夏の全国大会前より自分たちはやれているという感覚が個人としてもチームとしてもあります。大人や大学生相手でも勝ったり引き分けたりしているので自信もついています」

Q:選手権の目標は？
「ずっと全国制覇を目指してきましたので、全国制覇することです。昨年東福岡に0-3で負けて、あの試合の悔しさは自分の中にずっと残っています。実際試合に出て何もできない悔しさがありました。全国の舞台で勝ちたいと思います」

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