サッカーをしているみんななら誰もが共感する、あのシーンやあのしぐさ。。。今回は、秋田商業高校サッカー部ならではのあるあるネタを取材したぞ!
①先生や先輩に会ったときは「おにごえ!」
長谷川「1年生のとき、学校内で先生や先輩に会ったときに大声で「おす!」と挨拶をする「おにごえ」があります。大きい声というか、もう全力ですね。いまの時期はだんだん慣れてきて普通の感じになるんですが、春先はうるさいです(笑)。2年になって「おにごえ」をされる立場になってみると、ちょっとの恥ずかしさと、自分のときを思い出して懐かしくもあります」
②砂浜での走り込み「はま!」
長谷川「雄物川河口の日本海沿岸の砂浜で走り込むために、学校と砂浜の移動も走って往復するトレーニングです。走るのが嫌いで、1年ときは「はま」があると1日沈んだ感じになっていました(笑)。去年はあまりやっていないんですけど、一昨年あたりは10時前に学校を出発して、14時前後に戻ってくる感じ。その間はずっと走りのメニューです」
山本「"はま"になるかどうかは不定期で、当日になってキャプテンとマネージャーが練習について聞いたときに、そこで「はま」だとわかり、校門に向かう」
柏谷「走りのメニューのときは覚悟を決めていかないと(笑)」
伊藤「走りのトレーニングが辛くなっている状態で、先生が「ラスト1本!」と言ったときに、みんなが「行こうぜ!」と盛り上がるのもあるあるかな。自分が1年のときからそんな感じでした」
③部室への移動時は走る!
山本「その日の授業が終わって、校舎を出て部室に移動するときは、少しでも移動時間を短くして練習時間を増やすためにランニングします。自分も先輩から教わって、サッカー部全員がやっていますね」
④伝統の坊主頭!
柏谷「秋田商業サッカー部は3年間坊主頭にしなければいけません。夏は頭皮に日光が直接当たるので、日焼けするんですよね(笑)。昔は髪を伸ばしていて、秋田商業に入るときに切りました。最初は髪を伸ばしたいなと思いましたが、いまはそれほど思わないです」
伊藤「最初自分も抵抗があったんですけど、伝統でもありましたし、そこは我慢して。サッカーをしているときには気になりませんが、街に出たときとかに「髪ほしいな...」と思うときはあります(笑)。頭は3週間に1度くらいのペースで、母親にバリカンで仕上げてもらっています。長さは特に決まっていなくて自己判断で、チームの仲間同士で「おまえそれは長いだろ」「おまえそれ何ミリ?」と話すことはありますね(笑)。自分は短くしすぎたことはないんですが、(柏谷選手が)新人戦のときに短くしすぎて、日焼けした頭が痛くなって後悔していたのは笑い話です(笑)」
あるあるを教えてくれたのはこの4人!
伊藤 拓
■ポジション:FW
■学年:2年(4月から3年)
■身長/体重:165cm/58kg
■出身チーム:FCあきたASPRIDE(秋田)
■自分の見てほしいプレー:「裏への抜け出し」
柏谷 一輝
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:2年(4月から3年)
■身長/体重:166cm/62kg
■出身チーム:FCあきたASPRIDE(秋田)
■自分の見てほしいプレー:「球際の強さ、インターセプトの意識」
山本 翔太
■ポジション:DF(左SB)
■学年:2年(4月から3年)
■身長/体重:171cm/60kg
■出身チーム:モンテディオ山形村山(山形)
■自分の見てほしいプレー:「ロングボールの競り合い、走り負けしない体力」
長谷川 悠
■ポジション:MF(左SH)
■学年:2年(4月から3年)
■身長/体重:167cm/64kg
■出身チーム:ブラウブリッツ秋田U-15(秋田)
■自分の見てほしいプレー:「スピードとパワーのあるシュート」
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