【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年85校目の取材は、2年ぶり46回目の選手権出場を決めた秋田の名門・秋田商業高校サッカー部だ!取材に協力してくれたのはキャプテンの中野宏宣選手。
理想のキャプテン像や選手権への意気込みなどを語ってくれたぞ!

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中野 宏宣
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:157cm/53kg
■前所属チーム:ブラウブリッツ秋田U-15(秋田)
■見てほしいプレー:テクニック

Q:キャプテンに決まった経緯について。秋田商業は代によって就任の経緯が異なると聞いています。
「推薦という形で決まりました。全員が集められて、そのときに克先生(小林克監督)からキャプテンという形で決めてもらいました。正直自分だとは思ってなかったのでびっくりしたんですけど、任されたからにはしっかりやろうと思っています」

Q:キャプテンになりたい思いはありましたか?
「そこまでなりたいと思わなかったんですけど、3年生として引っ張っていこうという気持ちはありました。去年自分たちが選手権予選で負けたときから、もうそこからは自分たちの代が引っ張っていきたいなと思っていました」

Q:もともとリーダーシップはありましたか?
「いえ、自分としてはあまりあったとは思わないです。でも声はしっかり出すほうでした」

Q:中野選手のキャプテン像は?
「自分は真面目にやって、まわりがついてくるっていうキャプテンだと思います。理想のキャプテン像は、昨年度のキャプテンの原田遥翔(はらた はると)さんです。遥翔さんは一番に行動して、常に声も掛けている。本当に自分の中で理想のキャプテンです」

Q:秋田商業は昨年の原田さんの代から、筋を通しつつも厳しい上下関係をなくしたそうですね。中野選手も継続していますか?
「その流れでやっています。それでもピッチ上ではしっかり言い合っている感じですね。秋田商業は厳しいと聞いていたんですけど、自分が入学するときからそういう上下関係を見直そうというふうになっていたので、気持ち的には少し楽でした」

Q:キャプテンで大変だったことはありますか?
「昨年の選手権予選も、今年の夏の高校総体も自分たちは負けてしまった。負けたあと次に何をするか、どこを変えなきゃいけないかとか、そういうことをまず克先生と生徒で話し合って、今年の冬に向けてやっていこうと。それでずっとここまでやってきました」

Q:キャプテンをやっていてよかったと感じたことはありますか?
「選手権予選の決勝で勝ったとき、本当にやっと報われたっていう気持ちになりました」

Q:小林克監督とのコミュニケーションについて。
「克先生とは結果が出ないときなどにも常に話し合っていました。「まずお前が引っ張っていかなきゃいけない」と言われ、自分自身もリーダーシップが足りていなかったので、そこを強く意識しました」

Q:全国の舞台に向けて。
「選手権予選の決勝を振り返ると、自分たちが攻撃でやりたいこと、慌てずに相手を観てボールをつなぐことがあまりできていませんでした。そこはずっとやってきたので、全国に向けて質を高めていきたいです。去年は秋田県代表は負けているので、まずは初戦突破を目指して、ベスト8を越えられるような成績を残したいと思います」

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