怪我を負ってしまい、試合に出れない選手はどのようにチームに貢献して、どのように怪我と向き合っているのか。他にもこんな言葉に元気をもらったことなどを、今回は静岡の強豪・藤枝東高校の遠藤亮太選手が聞かせてくれたぞ!

遠藤 亮太
■ポジション:DF(サイドバック、センターバック、ボランチ)
■学年:2年
■身長/体重:176cm/67kg
■自分の見てほしいプレー:頭を使ったプレーやポジショニング
■前所属チーム:藤枝東FC(静岡)

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「(今年の)2月に入ってから内転筋や鼠径部のあたりが痛くなってきて、最初はテーピングしてなんとかやっていたんですが、だんだん歩くのも痛いぐらいになってきて......原因はよくわからないですが練習もできなくなってしまいました。
ちょうど新人戦が終わってプリンスリーグ開幕まで集中して練習できる時期だったので、他の人と差が開いてしまうと思ってすごく焦りました。しかも、最初の復帰予定は4月の初めだったんですけど、なかなか痛みが取れなくてまだ復帰できなくて......本当に早くサッカーがしたいです。

(治療は)電気を流してもらったり、マッサージでほぐしてもらったりしながら、お尻のトレーニングをして筋力アップもやってきて、今は状態がかなり良くなってきたので、インターハイの全国大会までには復帰できると思います。リハビリ中は、仲間たちが「いつ治るんだ?」とか「早く一緒にやろうよ」とか気にかけてくれるのがすごく励みになりますし、練習や試合を外から観ていて、自分だったらこうするなとか、いろいろ学べている部分もあります。

インターハイの県予選でチームが優勝できたのは本当にうれしかったですけど、個人的にはその舞台に立てていない悔しさがあったので、全国大会ではぜひ出場して活躍できるようにしたいです。チームとしてまだ不用意な失点が目立つので、自分もしっかり声を出して、単純なミスをなくして安定して勝てるチームにしたいと思っています」

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