宮城県公立高校の強豪として名高い宮城県工業高サッカー部のキャプテンは、どんな苦労をしてきたのでしょうか。取材協力してくれたのは、宮城県工業高サッカー部のキャプテン・中村亮選手です!
中村 亮
■ポジション:DF(右サイドバック)
■学年:3年
■身長/体重:167cm/65kg
■出身チーム:FCフレスカ(宮城)
■自分の見てほしいプレー:「サイドバックをやっていますので、後ろでの1対1、対人守備の部分を見て欲しいです」
Q:キャプテンに選ばれた経緯は?
「特に何も言われていなかったのですが、急に前のキャプテンからキャプテンマークを渡され、監督からは特に何も言われず、流れでそのままキャプテンになった感じです。キャプテンになったのは4月で、2~3月までは特に何も言われておらず、1年生が入ってくる時の部活動紹介の時に部長呼び出しをされて挨拶をするように言われたのが最初ですね。「あ、キャプテンなんだ」と思いました」
Q:何か苦労はありましたか?
「部員が全員合わせて100人くらいいるので、一人でまとめるのはしんどかったのですが、副キャプテン佐々木翔と佐藤光の二人がいてくれたおかげで、自分一人だけじゃなく、彼らもみんなのことを見てくれたので、非常に助かりました」
Q:宍戸清一監督が今年S級ライセンス取得の関係でチームを離れる時が多く、難しいこともあったのでは?
「自分たちが練習していることを、コーチの早坂先生やマネージャーが監督に報告してくれていたので、監督もチームの状況を分かっていて、チームを離れて戻ってきた時はS級ライセンス講習で学んできたことを自分たちにも教えてくれて、宍戸先生がS級ライセンス講習に行ってからは、来てくれた時にサッカーをすごく詳しく教えてくれます」
Q:どういったことを教わりました?
「動きながらボールをコントロールするという練習は今まであまりやって来なかったので、体とボールを連係して止めたり蹴ったりするのは、S級で学んできた部分なのかな、と思いました」
Q:選手権に向けて良いチームになってきていると思いますか?
「県高校総体は3位で、準決勝で敗れた東北高にはその前の県リーグで勝っていたのですが、やりづらさがありました。今回の選手権県大会は準々決勝で当たる可能性の高い聖和学園高は県リーグで何回も負けていて嫌な印象があり、やりたくありませんでした。しかし、聖和に勝てばその勢いで準決勝で対戦する可能性のある東北にも勝てるかなと思いますので、県リーグと県高校総体のリベンジを一気に果たせれば良いと思います。全国大会は中学も高校もどちらも行けていないので行きたいですが、一つずつ勝つことが大事なので、初戦からの4試合をしっかり守備して勝ちたいです」
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