2023年10校目は、昨冬の高校サッカー選手権に出場し、今季からU-18高円宮杯プレミアリーグに参戦する昌平高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの石川穂高選手。キャプテンになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました!

石川 穂高
■ポジション:DF
■学年:2年
■身長/体重:180cm/74kg
■前所属チーム:FC LAVIDA(埼玉)
■見てほしいプレー:両足のキックとリーダーシップ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「去年は(2年生ながら)副キャプテンをやらせてもらっていました。その中で昨年末に選手権が終わったタイミングで、去年のキャプテンだった津久井圭佑選手と副キャプテンだった佐藤海空斗選手などと話し合って、自分を指名してもらったんです。負けた直後とあって、来年は自分がやらないといけないと感じました。そういう想いがあったので、去年以上に今年はやらないといけないと感じたし、みんなに伝えないといけないと思って決意が固まりましたね」

Q:敗戦直後だったこともあり、キャプテンを任される重みはかなりあったんじゃないですか?
「そうですね。ただ、そんなにプレッシャーは感じていなかったです。気持ちは切り替えていたので。自分がキャプテンになるのはすんなり決まったんですけど、副キャプテンを決めるのは話し合いだったので少し時間がかかりました」

Q:選手権で負けた後のロッカールームで津久井選手が「お前たちを許さない」という愛のある言葉で良いパフォーマンスができなかった下級生を叱咤激励しました。そこも心に響いたのでは?
「そうですね。僕はかなり泣いていたので話をちゃんと聞ける状態じゃなかったけど、そこだけは頭に残っていた。前半が終わった時点で2年生の動きが良くなくて、試合中も津久井選手がもっとやれるぞという声をかけ続けてくれていたんですけど、最後まで改善できずに終わってしまいました。あの言葉は間違っていなかったし、今年に繋げてくれる、僕たちを締めてくれる言葉だったので、言ってもらえて本当に良かったと思います」

Q:キャプテンは中学生の時もやっていたと思いますが、戸惑いもなくやれていますか?
「中学の時はクラブチームでプレーしていましたが、今は学校生活も気を配らないといけません。伝えることもたくさんあるので。サッカー面は思ったことを伝えるという点であまり変わらないけど、今大変だなって思うのは部員が多い中で仕切っていくことです。これからそういう場面がもっと増えるので、しっかりやっていかないといけないなって思います」

Q :新シーズンが始まります。どういう1年にしたいですか?
「プレミアリーグが始まるまでにもっと成長しないと、上のレベルでは通用しません。まずは開幕するまでの期間にJクラブの育成組織と練習試合を組んでいるので、そこでどれだけ成長できるかが重要です。シーズンが始まっても、一戦毎に成長しないといけません。1試合終われば次の試合に向けて1週間準備していく、そして目の前の試合を通じて日々成長していくことをみんなに忘れさせないように僕が伝えていきたいです」


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