埼玉の強豪・西武台高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、ゲームキャプテンを務める関口崇太選手!

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関口 崇太
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:162cm/61kg
■出身チーム:FC FESTA(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:「ドリブルですね。あとDFラインとの駆け引きを見てほしい」

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Q:どのような経緯でキャプテンに選ばれたのですか?
「最初は交代交代でやっていました。去年は投票でキャプテンを決めたんですけれども、今年は(監督の)守屋(保)先生とスタッフたちだけで決めて、『チームキャプテンがDF郡司(益徳)でゲームキャプテンが関口でやって行こう』と発表されました。自分でも、ちょっとなるかなと思っていました。1年の時から上のチームで試合に出ていたので、みんなに還元できればいいかなと思っていました」

Q:実際、キャプテンに指名された時の心境は?
「楽しみでした。キャプテンをやったことがなかったので、不安よりは楽しみの方が大きかったです。自分たちの代は盛り上げる人が少ないので、全員がチームを鼓舞できるようにしないといけない。だから、チームキャプテンとゲームキャプテンでしっかりとチームを盛り上げていければいいと考えました。僕も、郡司くんも鼓舞するタイプではないので、練習姿勢とか試合で誰よりも走ったり、動いてみんなに示していければいいと思いました」

Q:チームをまとめる上で、チームキャプテンの郡司くんと話し合っていることは?
「それはあまりないですね。チームみんなが話し合いとかやってくれますし、DF小室(佳祐)とMF若谷(拓海)が副キャプテンで、他にも意見してくれる人がいっぱいいるので、そこはあまり僕らが先頭に立たなくてもみんなでやってくれています」

Q:イメージするキャプテン像は?
「2コ上に今井祐太朗さん(現:専修大)という人がいて、その人は盛り上げるタイプではなくて、静かに姿勢で示していたので、僕もそちらを目指すべきかなと思っています」

Q:苦労したことはあるかな?
「自分よりも郡司くんの方が多いと思います。練習前ダラしなかったり、散らかっていたりしたら、郡司が言われていたのを知っているので。(ゲームキャプテンの)自分は試合で不調だと、どうしようかなと思います。でも、みんなが好調で勝てればそれで良いかなと。(後期のリーグ戦も)点取れていなくてもチームが勝てたし、守備とか勢いづけのところでは貢献できたと思います」

Q:キャプテンをやっていることで、自分のプレーも「オレが」というところから変化している?
「昔に比べたら、感じます。それをなくしてはいないですけれども、それだけだと勝てない。強いチームには必ずチームのことを考える人がいると思うので、そういう選手になれればと思います」

Q:残りのシーズンへの意気込みを。
「リーグ戦は自分たちの練習でやってきたことを出して最後1位になっていればいい。あとは、選手権だけを目指して日々全員で戦っていければいいと思っています」

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