激戦区・大阪を勝ち抜き見事選手権の切符を掴んだ・大阪学院大高校サッカー部(大阪)のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる山田力也選手!

49090835_2018-12-01_03-15-27_4.jpg
山田 力也
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/69kg
■出身チーム:伊丹FCジュニアユース(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:プレッシャーの激しさと球際の強さ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「2年生の時から試合に出ていたのと、この学年にはキャプテンキャラがいなかったからです。僕も決してチームメイトを引っ張るタイプではないのですが、まだマシな方なので1年生チームのキャプテンもしていました。任されるかなとは予想していた通り、新チームになったタイミングで小野原(明男)監督からキャプテンマークを渡されました」

Q:キャプテンになってから意識していることはありますか?
「以前よりもチームの雰囲気が悪い時に、良くする声をかけるようにはなりました。チームの問題をどう解決するかを考えるのも僕の仕事。今年は、オフ明けに行うランで目標のタイムに入れない選手がいて怒られてきました。入れない選手も頑張っていたので、その選手たちに厳しい言葉をかけた方が良いけど、なかなかかけらずにいました。どうすれば良いか考えるのが難しかったのですが、夏以降は選手同士で厳しい言葉をかけられるようになりました。言い合える関係になれたことで、チームも強くなれたと思います」

Q:キャプテンをやっていて良かったと思う瞬間は?
「勝った瞬間です。特に選手権予選で優勝できた時は、厳しい練習をしてきたので、これまでやってきてホンマに良かったと思いました。大学生など格上とやっても負けなかったし、負けても勝てた試合も多かったので、自信はあったのですが、実際に優勝した瞬間は格別でした」

Q:この一年、チームとしての成長を感じる点を教えてください
「新チームになってすぐは練習で声が出ず、監督から『葬式や!』と怒られていたのですが、今はコミュニケーションやコーチングで全員が声を出せるようになりました」

Q:最後に選手権に向けての意気込みを教えてください
「初出場でも目指すのは全国優勝。(初戦で対戦する)明秀日立は昨年のベスト8のチームなので強いと思いますが、大阪で勝てたので、全国でも勝てる自信はあります。一戦必勝の気持ちで頑張ります。初戦に勝てれば、中学時代にチームメイトだった選手がいる関西学院か、友達がいる星稜と対戦できるのは楽しみです」

「キャプテンはつらいよ」の人気記事


「あるある」の人気記事


「なんで選んだの?」の人気記事


「寮生の一日」の人気記事


「青春の涙」の人気記事


「マネージャー」の人気記事