どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数ある高校やクラブの中から絞り込んで選びぬいた高校には、必ず選んだ理由があるはず。
今回は、愛媛の強豪・今治東高校サッカー部の馬場優汰選手と山本亮成選手に選んだ理由などを聞いてみたぞ!

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馬場 優汰
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:172cm/68kg
■出身チーム:FCリフォルマ(香川)
■自分の見てほしいプレー:相手が嫌がるガツガツした守備

■今治東を選んだ理由は?
「幼稚園の年長から中学生まで香川県のFCリフォルマに通っていたのですが、県外の高校に行く先輩が多かったんです。お兄ちゃんも作陽に行ったので、中学に入ってからはずっと県外に出たいと思っていました。
最初はJユースか高校で悩んでいたのですが、お正月に選手権を見て、同じ舞台でプレーしたいと考えるようになりました。そうしたタイミングで、中学時代の監督に今治東を薦めてもらい、試合を観たら僕が好きなパスサッカーで惚れ込みました。自分の力でチームを初めての全国大会に導きたいと思ったのも覚えています。
また、トレセンで対戦して仲が良かった(岡本)航汰や(大谷)一真が今治東に行くと聞いたのも決め手になりました。昨年は谷(謙吾)監督にFWからボランチにコンバートしてもらい、自分で見えていなかったストロングポイントを引き出してもらいました。今の自分に合っているポジションで、ボランチの楽しさを教えてもらったので、監督に出会えて良かったです」

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山本 亮成
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/60kg
■出身チーム:今治東中等教育学校(愛媛)
■自分の見てほしいプレー:ドリブルからのシュートとスルーパス

■今治東を選んだ理由は?
「小学校の頃は神拝FCでプレーしていたのですが、上手かった先輩の多くが中学から今治東に進みました。僕も練習会に何度か参加させてもらい、6年間集中してサッカーも勉強も取り組める学校だと感じ、中学から今治東に入りました。中学から間近で高校生のプレーを見て、立ち振る舞いや礼儀をしっかり学べたのは良かったです。
ただ、高校1年生の11月に縦隔腫瘍が見つかり、プレーできなくなりました。ピッチに復帰したのは昨年の11月。丸々1年プレーできず、ようやく最近身体が戻ってきました。サッカーから離れて初めて、皆とダラダラ話をしたり、授業を受けたり、当たり前のことができる幸せに気付けました。学校に戻る時は緊張したのですが、チームの皆が『良かったね』と話しかけてくれて、気持ちが楽になりました。入院中は面会謝絶だったのですが、荒野行動のチャットで話せていたので、皆と離れていても離れていない感覚がありました。皆と一緒にプレーできている今は、凄く幸せです」

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