2019シーズンの16校目は、全国屈指の強豪として知られる山梨学院高校サッカー部！
強豪を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる平松柚佑選手！


平松 柚佑
■ポジション：MF
■学年：2年
■身長/体重：171cm/70kg
■出身チーム：鹿島アントラーズつくばジュニアユース（茨城）
■自分の見てほしいプレー：球際の強さなど守備の部分

Q：キャプテンになった経緯を教えてください
「1,2年生の時に学年のまとめ役をやっていました。早くからAチームで出ていたこともあり、新チームになってキャプテンを決める際に、皆が『平松でいいでしょ』と言ってくれました。元々、自分自身も引っ張っていくタイプだったので、キャプテンをやる気はありました」

Q：チームを引っ張るために意識していることはありますか？
「2年生の頃は先輩がいたので周りを気にせず、誰に対してもガンガン言っていたのですが、今年は同じではいけません。チームの状況や個人の想いを気にしながら、声を掛けるようになりました。口調もかなり変わったと思います。また、長谷川大監督に『真の日本一を目指すなら、まずはキャプテン日本一練習をしなさい』と声を掛けて貰ったので、今まで以上に自主練を頑張るようになりました。代表に選ばれた青森山田の武田（英寿）に負けないくらいの気持ちでいます」

Q：キャプテンの大変さを感じる瞬間は？
「チームの雰囲気が悪い時に、『あーここで俺が何か言わなくちゃダメなんだけど、どう言えばいいんだろ』となる瞬間です。きつく言うだけでは、反論が返ってきません。フォローしてくれた先輩はいないので、『こうした方がいいんじゃない？』などと相手が返しやすい伝え方を意識しています。また、今までよりも試合終わりにミーティングをするようになりました」

Q：やってみて、昨年のキャプテンの大変さに気付いたのでは？
「西澤（俊）クンは結構、一人で抱え込むタイプだったけど、自分にはできません。この間やった三送会の夜に、（宮崎）純真クンたちが僕の部屋に来てくれて、1時間くらい話をしました。チームの状況などを色々話せたので、ちょっと気持ちが楽になりました」

Q：キャプテンをやっていて嬉しかった瞬間は？
「まだ結果が出ていないのでありませんが、キャプテンという役割自体は楽しい。悩んだりするのも楽しいし、ここからキャプテンになって良かったと思えるように頑張ります」

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