2019シーズンの28校目の取材は、愛媛の強豪・今治東中等教育学校サッカー部!
愛媛の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる大谷一真キャプテン!
大谷 一真
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:177cm/70kg
■出身チーム:今治東中等教育学校(愛媛)
■自分の見てほしいプレー:空中戦の強さ
Q:キャプテンになった経緯を教えてください
「中学校から今治東でプレーし、高校でも1年目から試合に出させてもらっているため、誰よりも今治東を愛している自信があります。このチームを全国に連れて行きたい気持ちも強さも負けていません。中学時代もキャプテンをしていましたし、高校に入ってからも学年リーダーを任されていたので、まとめる自信もありました。新チームになる前からキャプテンをやりたいと考えていたら、谷(謙吾)監督に指名されました」
Q:キャプテンになってから意識していることを教えてください
「下級生の頃から試合に出させてもらったことで、昨年のキャプテン(伊藤貴志)から様々なことを学ばせてもらいました。良い所はしっかり受け継いで、悪い所は自分たちの代で改善しなければいけません。貴志クンは学校でも生徒会長をやったり、周りからの信頼が厚かった。それを超えるには凄く頑張らないといけない。
自分は一番上に立たないとダメな立場なので、私生活から見本となれるように意識しています。ただ、部員数が多く全員に想いが伝わりにくいので、僕が下級生の面倒を見るようにしています。底上げがなければ強いチームになれないと思っているので、練習で良かった選手がいれば谷監督に推薦するようにもしています。選手と谷監督を繋ぐ中継役というイメージです」
Q:やっていて大変だと思う瞬間はありますか?
「僕が何かを言っても、パッと全員がすぐ反応することは中々ありません。そこで厳しいことを言うだけでなく、前向きで頑張れば楽しいサッカーになると思うで励ます言葉も必要だと思っています。人やチーム状況に合わせて、言葉を工夫していても上手く行かない時は大変です」
Q:やっていて良かったと思える瞬間はありますか?
「厳しいことを言っても、たまにチームメイトから『ありがとう』や『お前がキャプテンで良かったよ:』と言って貰える瞬間が嬉しい。高校のうちに人をまとめる経験は大きく成長する糧になると思うので、良い経験ができていると思っています」
Q:最後に今年の意気込みを教えてください
「今年は県の新人戦で優勝し、プリンスリーグも3位に位置しています。総体でも粘り強い守備とパスサッカーを徹底し、一番上を狙いたい。最終的には選手権で全国ベスト8を目指したいです。今年に入ってから公式戦で負けていないので、実現する自信はあります」
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