そのチームの命運を握る重要人物に話を聞く『○○の誓い』。
今回は奈良育英高校の守護神・瀧川笑玄選手に話を聞きました！
瀧川 笑玄
■ポジション：GK
■学年：3年
■身長/体重：155cm/55㎏
■前所属チーム：奈良YMCA SCジュニアユース（奈良）
■見てほしいプレー：DFライン背後のケア
「自分自身がプレーしていて、楽しんだ方がやっぱ面白いです。それがゲームに反映できたら良いなと思い、チームの雰囲気を一番大事にしようと声を出しています。
1年生から第3キーパーとしてAチームに関わらせて貰ってきましたが、3年生への遠慮はありませんでした。良い声掛けをするため、監督の言葉を参考にして伝え方を意識してきました。怒りたい時は少し低めなトーンで『やらなアカンで』みたいな感じで伝えるのですが、雰囲気を上げたい時は『よっしゃ！上げていこう』と、とにかく明るく声を出そうと意識しています。3年生になってからは副キャプテンという立場になり、チームに厳しい言葉をかけなければいけないと意識しています。
自分自身、元気がない時はとにかく気持ちです。練習のやる気が出ないなと思う時もありますが、そういう時こそ、から元気でも声を出していたら自分も乗ってくるし、チームも良い方向に向いて行きます。誰かが声を出していたら、その日の練習は絶対に良い方向を向いていくと思うので、声を出して行こうと思っています。
正直、自分でもこのサイズで高校生の中でやっていくのはしんどいと思っていたのですが、やり始めてみたら、凄く小さいから無理だとはあまり感じませんでした。確かに190cmのGKや手が長いGKに比べたら劣っている部分は100％あるのですが、だからといって絶対にやれないわけではありません。コーチングと準備の部分は意識していて、自分の中では打たれたら失点するぐらいの気持ちでいるので、守備を動かして打たせないよう心掛けています。
冬の選手権に出られたら3年連続です。ここで出るのと出ないのとでは全く違います。しかも、今年は夏でも全国へ出させて貰っています。夏冬連続で出られたら10年ぶりなので、その歴史に僕たちが名を刻めるのは凄く大きなことです。3年生がチームを引っ張っていき、全員で目標に達成したいです」
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