そのチームの命運を握る重要人物に話を聞く『○○の誓い』。
今回はプリンスリーグ関東1部に所属し、2年連続の選手権出場を目指す強豪・西武台高校サッカー部のキーマンとなる川口太誠選手に話を聞きました!

川口 太誠
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:180cm/70kg
■前所属チーム:NPO法人ワセダクラブForza'02(東京)
■見てほしいプレー:左足のキックと攻撃参加

Q :攻守のキーマンとして自分の武器をどうのように発揮していきたいかを教えてください。
「左足のキックを生かしたい。クロスやFKに加え、左足のロングキックから仲間を生かせるプレーを心掛けています」

Q:今は左SBでプレーをしています。いつから最終ラインでプレーをしているのでしょうか?
「中学時代は主に左サイドハーフでプレーをしていて、高校入学したタイミングで左のウイングバックにコンバートされたんです。そこから左SBもやるようになりました」

Q:ポジションがコンバートされ、守備のやり方を含めて慣れるまでには大変だったのでは?
「元々攻撃的な選手でシュートを積極的に狙っていたんですが、ポジションが後ろに下がってかなり戸惑いがありました。でも逆に左足のキックを武器にしていたので、FWに対してのロングパスを出すプレーやサイドハーフの時よりも視野が広がってピッチを大きく使えるようになりましたね。コンバートされたことで自分の成長スピードが上がったと感じています」

Q:左SBで参考にしている選手はいますか?
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーしているイングランド代表のルーク・ショー選手です。球際で負けないところや、利き足と同じサイドでプレーする時の崩しを参考にしています。利き足ではないサイドでプレーのとは異なり、どうしてもパリエーションが少なくなってしまう。ドリブルの仕方などを真似して、自分のプレーに取り入れています」

Q :実際にプレーの幅は広がりつつありますか?
「そうですね。今まではキックを生かすことだけになり過ぎていて、ドリブルやクロスができる場面でも裏に出すプレーが多かったんですけど、やっぱり中盤の選手を使ったり、相手の高い位置にどんどん入っていて、攻撃的な仕事ができるように変わりつつあります」

Q:選手権に向けて意気込みを教えてください。
「県大会で優勝することが一番大事。一戦一戦勝ち上がっていきたい。そして、去年は全国大会に行っても1回戦で敗れているので、日本一を狙える冬にしたいと思います」