香川県代表として、インターハイにも出場した高松商業高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる佐藤優多郎選手!
佐藤 優多郎
■ポジション:DF(サイドバック)
■学年:3年
■身長/体重:170cm/61kg
■自分の見てほしいプレー:最後まで身体を張る、試合を通して声を出し続ける
■出身チーム:FCディアモ(香川)
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年の時から学年のリーダーをしていたんですが、2年の時に、選手権とかプリンスリーグに出場した中で、自分がずっと声を出していたことを評価してもらったのかなと思います」
Q:キャプテンとして心がけていることは何ですか。
「現在部員が66人で、大きく県リーグ、プリンスリーグに分かれているんですが、選手権に向けて、上に上がれずに不満を感じる部員が出ないように、出来るだけ全員と会話をしたり、自分が見える範囲ですが良いところを見て、監督に推薦しようと思っています」
Q:苦労することはありますか。
「監督が学校の用事などでいない時、課題の異なる2つのチームの練習メニューを考えるのが難しいです」
Q:特別なトレーニングはありますか。
「火曜日はトレーナーが来られる日で、股関節の可動域を広げるものや、持久力を上げるトレーニングなどオリジナルのメニューがあって、これはなかなかキツイです。それから「Atleta(アトレータ)」というシステムを採用していて、疲労度や体重、食事内容、痛めている部分があればその程度や課題、その日のトレーニングについてのコメントを毎日、全員が入力しています。僕らがスマホで打ち込むと、監督が見ることが出来るようになっています。全員が監督と話せるわけじゃないので、そういう意味で有効だと思います」
Q:サッカー部をこれからどうやってまとめていきたいですか。
「僕らの学年が入学した年に、11年ぶりに選手権大会(全国)に出たんです。県予選で2連覇して、今年3連覇がかかっています。でもインターハイも含め、全国では1回戦で負けて悔しい思いをしているので、まずは全国で勝利を掴めるチームにしていきたいと思います」
Q:具体的に必要なものは何でしょうか。
「すべてですが、基礎的な技術をもっと高めること、粘り強く戦うことが大事だと思います」
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