2年連続2回目の選手権出場を決めた高知の注目校・高知西高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる田中大智選手！


田中 大智
■ポジション：MF
■学年：2年
■身長/体重：168cm/60kg
■出身チーム：一宮中学（高知）

Q：キャプテンになった経緯を教えてください。
「１年生の時に選手同士の話し合いで、各学年のキャプテンを決めました。本当は府川（拓渡）がなる予定だったのですが、家が遠くて汽車で来ているため、練習の最後まで参加出来ない日が出てくる。キャプテンは最後までいた方が良いと考え、僕が立候補しました。高知西は２年のインターハイ後に３年生の多くが受験で引退し、新チームになるのがこれまでの流れだったので、今年も６月以降はそのまま僕がキャプテンを受け継ぎました」

Q：性格的にもキャプテン向きなのでしょうか？
「中学校の時もキャプテンをやっていたので、人を引っ張るのには自信があります。問題が起きた時には自分の意見をしっかり持って、皆に伝えるように意識しています。夏以降はチーム全体をまとめるために誰よりもしっかりしていないとダメなので、遅刻しないように気をつけたり、基本的なことをこれまで以上に意識するようになりました」

Q：３年生もいる状態で、キャプテンをやる難しさはないですか？
「３年生を敬ってきつく言えないこともあるのですが、昨年のキャプテンである西村（陸人）クンに協力してもらいながら、全体をまとめようと頑張っています」

Q：やっていて大変だったと嬉しかったことを教えてください
「学年ミーティングを真面目にしていない選手がいた際は、どうすればちゃんと参加してくれるか悩んだ時はあります。嬉しかったのは遠征メンバーに入ったり、試合に出してもらえた時。Aチームの試合にはなかなか出られていないので、ゲームキャプテンは府川がやっているのですが、Bチームの公式戦にキャプテンとして出られた時は嬉しかったです」

Q：最後に選手権への意気込みをお願いします
「初戦で対戦する帝京長岡は攻撃力があるチームですが、自分たちの武器である粘り強い守備で無失点に抑えたい。攻撃では少ないチャンスをしっかりモノにして、勝ちたいです」

「キャプテンはつらいよ」の人気記事

「あるある」の人気記事

「なんで選んだの？」の人気記事

「寮生の一日」の人気記事

「青春の涙」の人気記事

「マネージャー」の人気記事