ケガを負ってしまい、試合に出れない選手はどのようにチームに貢献して、どのようにケガと向き合っているのか。他にもこんな言葉に元気をもらったことなどを、今回は静岡の強豪・静岡学園高校の藤田悠介選手が聞かせてくれたぞ!

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藤田 悠介
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:2年
■身長/体重:170cm/58kg
■出身チーム:セゾン滋賀(滋賀)
■自分の見てほしいプレー:攻守の切り換えや球際の強さ

「去年の今頃に左足首の腓骨筋腱脱臼(ひこつきんけんだっきゅう)というケガをしてしまいました。1年生の頃から試合に絡めていたので、2年生になったら主力になって頑張るぞという気持ちでいた時期やったので、すごく残念でした。治療は手術と保存治療の二択だったんですけど、親と相談してメスは入れたくないということでギブスで固める保存治療の方向にしたんですけど、あんまりうまくいかなくて、復帰するのに時間がかかりました。
その間に他の2年生がどんどん活躍していたので、焦りもありましたね。でも寮の同部屋が阿部(この高校を選んだ理由に登場)やったので、いろいろ相談に乗ってもらったりしながら......辛いときは......寝てましたね(笑)。動けない時期もあったのでサッカーのことをあまり考えないようにしていました。
それで10月ぐらいに何とか復帰できたんですけど、今年に入って1月下旬ぐらいに再発してしまって、そのときのほうがキツかったです。またどのぐらいで治るかわからなかったし、すごく焦りました。そのときは(齊藤)興龍コーチにもいろいろ相談して、メンタル面で興龍さんがすごく助けてくれたので、あまり落ち込まず前向きに取り組むことができました。それで1回目よりも早く復帰できて(取材日は練習に合流したばかり)、問題なくプレーできているので、遅れを取り戻せるようにこれから頑張っていきたいです」

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