サッカーをしているみんななら誰もが共感する、あのシーンやあのしぐさ。
今回は、東京の強豪・成立学園高校サッカー部ならではのあるあるネタを取材したぞ!
①偉大なイジられ役
大野「成立学園には元日本代表の宮内総監督がいて、経歴的は凄い人なのでかかわりにくい人かなと思ったりするんですけれども、意外と選手との距離も近く、みんなが宮内総監督をイジれるような距離にいて。僕たちが挨拶したら、『おっ』っていうんですよ。それを真似したりとか、歩き方をみんな真似したり。宮内総監督が来るともちろん練習が引き締まるんですけれども、同時にみんなが元気になる」
②練習に早く行きたい!
木村「成立学園サッカー部はアスリートクラスとして4時間で授業が終わるんですけれども、練習が早く始まる(14時30分開始)ということで早弁をして準備しています。1、2、3時間目の休み時間にほぼ食べ終わって。そして、授業4時間目が終わって練習場(埼玉県久喜市)まで移動する時に、もうちょい遅い電車に乗っても良いんですけれどもみんな暗黙の了解で駅まで走って行くのがあるあるです。もうちょい電車遅いやつに乗ってもいいんですけれどもみんな早く行きたいので」
③総合力強化の全体練習
中村「火曜日から日曜日まで練習で月曜日に一日オフを挟むんですけれども、火曜日にフィジカルメニューがあります。ランニングコースを一周730mくらいあるんですけれども、それを練習前に"4周マックス"と言って10分40以内に入らないといけないのがある。今年は、10分40は最低ラインで、10分切る人もいます。
あと、今年は合同練習というかサード、セカンド、トップ全部のカテゴリーが一緒になって練習をやる日があって、その後に半周走、"裏ハンマ"っていうのがあって、野球場の裏側を走るんですけれども、50秒以内を4本か5本というメニューをチーム全員でやります。今年から合同練習が始まったんですけれども、トップの選手、セカンドの選手、サードの選手がそれぞれ感じるものがある。今年の総合力強化に繋がっている」
④対戦相手は体調管理を
大野・木村・中村「(練習場の)鷲宮は暑い。気温プラス人工芝なので。夏、ここでT1(東京都1部リーグ)やったら、相手が後半に絶対にバテている。自分たちは走り慣れているので大丈夫です」
■今年の意気込み
中村「今、成立学園は全国から遠のいているので、インターハイ・選手権と2回連続で全国大会に出て全国に出るだけで満足するんじゃなくて、全国大会で勝てるようなチーム作りをしていきたいです」
木村「最近全国に出れていないので、このチームのテーマは総合力なので、みんなでもっと意識を高めあって、やっていけたらいい」
大野「チームとしての目標は日本一なんですけれども、そのためには東京で一位になって全国に出るというところでGKの自分がもっと後ろを統率していく。個人的には勝たせるプレーをして、まずは東京ナンバー1になりたい。個人的な目標としては全国大会に出てプロになりたいという気持ちがあります」
あるあるを教えてくれたのはこの3人!
大野 来生
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:181cm/74kg
■出身チーム:ソシエタ伊勢FC(三重)
■自分の見てほしいプレー:「GKは守るポジションなんですけれども守備の部分で言ったらクロスの対応とシュートの反応。攻撃面では成立のサッカーでもあるように、ビルドアップでかかわる部分とキックの部分で、飛距離も精度も自信を持っています」
木村 将汰
■ポジション:DF(CB)
■学年:3年
■身長/体重:185cm/79kg
■出身チーム:1FC川越水上公園(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:「成立のサッカーでもあるように後ろからボールを大事にするというところと、守備では身長も武器なのでヘディングで負けないことを意識しています。あと、DFなので最後身体を張れる、足を伸ばしてというところは今鍛えているところです」
中村 大輝
■ポジション:FW、MF(SH)
■学年:3年
■身長/体重:179cm/65kg
■出身チーム:東松山ペレーニアFC JY(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:「高校に入ってからフィジカルトレーニングを重ねて攻守における走力には自信があるので、走力を活かして色々なところで活躍する選手になっていきたい。そこを注目して欲しい。あと攻撃ではドリブルに自信があるわけではないんですけれども、ボールを持ち運んでシュートまで行けるところをどんどんもっと自分の中で増やしてチームを助けるようなプレーを見て欲しいと思っています」
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