2019シーズンの33校目の取材は、東京の強豪・成立学園高校サッカー部!
東京の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる宇津木優人キャプテン!

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宇津木 優人
■ポジション:MF(ボランチ、SH)、DF(SB)
■学年:3年
■身長/体重:170cm/67kg
■出身チーム:柏レイソルU-15(千葉)
■自分の見て欲しいプレー:「ボールに多く関わるということとゴール前の仕掛けを色々な人に見てもらいたいです。課題だったロングボールも徐々に展開もできるようになってきて、あとは球際も中学校の頃から特長だと言われていたので、攻守の切り替えを見てもらえたら嬉しいです」

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「前キャプテンの照山(現仙台)が去年の代のキャプテンで、冬に入る時に(新キャプテンを推薦する)投票でみんなに誰が良いか3名書いて、それが自分を推薦してくれる人が多くて、最終的に決めてくれたのは監督たちだと思います」

Q:指名された時の感想は?
「最初はまとめられるのかなと。そして、やってみると、思っていたのと全然違っていて、自分でチームをまとめないといけない。自分はまとめたり、人に強く言うことをあまりできなくて、苦手で、今もまとめきれていないのが現状。雰囲気が緩いと分かっていてもなかなか言えない。そこができるかできないかで変わってくると思います」

Q:なぜ推薦されたと思いますか?
「コーチからは発進力だったり、チームを引っ張っていけると言われていて、それが選ばれた理由の一つだと思います」

Q:特に苦労したことは?
「自分は怪我が多くて、今もなかなかスタメンで出れない。宮内総監督とかには自分が入ると雰囲気が変わると言われている。キャプテンとして少しでも早くスタメン復帰できるようにしたいです」

Q:参考にしているリーダーは?
「一昨年の(現専修大の鈴木)皓くん。どんなところでもボールを受けてロングフィードだったり自分でも行けるし、プレー面もリーダーとしても参考にしたいです」

Q:チームメートは協力的ですか?
「言ったことに返事とか、すぐ行動に移してくれるというのは嬉しいですね」

Q:今年の成立学園は?
「去年はFWの窪田(現金沢)がスピードがあって、CBの照山のロングフィードを活かした縦に速いサッカーだったんですけれども、今年はみんなで繋がろうというところで(太田)監督からは『総合力』と言われています。最初は合わなかったんですけれども、練習でもショート、ショート、ロングやスペースを意識した攻撃、そしてゼロ秒切り替えというのは言われていて、それが段々形になってきたりしている」

Q:関東予選は延長戦で惜敗した。
「あそこの敗戦はショックでした。終わった瞬間、唖然というか。その2、3日後とかに切れていたけれど、今は、高まってきている感じがあります」

Q:今年の目標を。
「一昨年、去年とか選手権はあと一歩のところが遠くて、その一歩を今年は変えていかないといけない。今年から色々なことを変えていって、準備も3年生が率先してやろうということで色々なところが変わってきている」

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