2019シーズンの32校目の取材は、山梨の強豪・帝京第三高校サッカー部！
山梨の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる加藤和尊キャプテン！


加藤 和尊
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：171cm/65kg
■出身チーム：横浜FC鶴見JY（神奈川）
■自分の見てほしいプレー：スルーパスとアタッキングゾーンでのチャンスメーク

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の時にキャプテンをやらせてもらっていたので、自然と流れで僕がなりました。小学校・中学校ともキャプテンをやったことがなかったのですが、不安はなく自分が今までやってきた通りにやれば、皆がついてきてくれると思いました」

Q:キャプテンになってから意識していることはありますか？
「1年生の時は喋って何か出来るタイプではないので、プレーで引っ張っていかないとダメだと思っていました。ただ、チーム全体をまとめるには同じではいけません。これまでは自分が上手くなれば良いという感じだったのですが、全員が成長するために練習で戦術面やメンタル面など積極的に喋るようになりました。厳しいことを言うこともあります」

Q:大変さを感じる瞬間を教えてください
「皆、ついてきてくれているので今はありません。僕がキャプテンをやりやすい環境を作ってくれているのかなと思うので感謝しています。反対に自分がもっと皆のことを見えていれば、関東大会で違った結果になったのかなと思います。関東大会は昨年から出ていた選手が少なく、応援される中での試合を経験する選手ばかり。自分も含めて雰囲気に飲まれる選手が多かったように感じたので、自分の力の無さを痛感しました」

Q:キャプテンをやっていて良かったと思ったことは？
「キャプテンになったことで、昨年とは変われたと思っています。色んな事に目を向けられるようになりましたし、新チームになってすぐは練習試合でほとんど勝てず自分だけでサッカーはできないと改めて気付けました」

Q:最後に今年の目標を教えてください
「元々は県内のタイトルを全て獲ろうと思っていたのですが、関東大会を落としてしまいました。ただ、全国に繋がる大会はあと二つ残っているのでそれは獲らないといけない。昨年は身近な存在である山梨学院が日本一になったので僕らも負けてられないという想いはあります。選手権に出た日本航空も含めて格上と思ったことはないし、勝たなければいけない相手だと思っています」

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