インターハイ・京都府予選を勝ち抜き、京都府代表としてインターハイに出場する強豪・京都橘高校サッカー部の志知遼大選手に、今まで対戦したり見てきたなかから凄いと感じた選手のベストイレブンを選んでもらったぞ!そして、かなり豪華な陣容となったぞ!
志知 遼大
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:167cm/58kg
■出身チーム:名古屋グランパスU-15(愛知)
■自分の見てほしいプレー:中盤でのセカンドボールの回収とボール奪取
☆志知遼大が選ぶ俺のベスト11
Q:志知選手が対戦した中で、凄いと感じたベスト11を選ぶ企画です。まずはGKを教えてください。
「GKは阪南大高の中本汐音が浮かびました。近畿大会の決勝で何度かビッグセーブされ、点が決まらず苦しい試合になりました。ビルドアップも、ロングパスの質が高くとパントキックの飛距離が出ていたので対戦してとても嫌なGKでした」
Q:DFだと誰が浮かびますか?
「右SBは中学時代に名古屋U-15で一緒だった石田凌太郎(名古屋U-18)です。彼とは一緒にサイドを組んでいたのですが、運動量が凄くて何回もオーバーラップできる。クロスの質も高くて、DFなのに得点力もあるとても凄い選手です。CBは東海大付属大阪仰星高の瀬戸山翔。プリンスで対戦した時は彼に全部ヘディングで跳ね返されました。高さはセットプレーでも脅威でした。もう一人のCBは清水ジュニアユース時代に対戦した西島隆斗(清水ユース)です。身長は高くないのですが予測が良くて、カバーリングがとても正確。対人能力も凄くて、中学時代は何度も彼に止められました。左も清水なのですが、鈴木瑞生が印象に残っています。元々は右利きなのですが、両足のキック精度がとにかく凄い。全国大会でも凄いシュートを決めていて、凄いなと思いました」
Q:ボランチはどんな選手が印象に残っていますか?
「ボランチは東福岡高の荒木遼太郎で今年、船橋招待で対戦したのをよく覚えています。足元の技術が高く彼を中心としたボール回しによってゲームを支配されました。守備でもとても嫌な守備をされ、凄い選手だと思いました。相方には帝京長岡高の谷内田哲平で、練習試合で一度対戦したのですが、まったくボールが獲れなかった。ドリブルやキックの質も高く、これがプロに行く選手なんだなと思いました」
Q:中盤の攻撃的な選手も挙げてください
「右サイドハーフは静岡学園高の松村優太。細かいボールタッチをしながらもスピードが落ちなくて、ドリブルが凄かった。彼に何度も突破され、ピンチになったシーンがたくさんありました。左サイドハーフは昌平高の須藤直輝。今年の正月に裏選手権で対戦したのですが、身体のキレというかドリブルの緩急やカットインが凄くて衝撃的でした。トップ下は東海大付属大阪仰星高の美藤倫。プリンスリーグや近畿総体でマッチアップしたのですが、彼のボールの持ち方は非常に奪いにくかった。いつパスを出してくるか分からなかったので、対戦して怖い選手でした」
Q:最後は1トップの選手をお願いします。
「ジェフ千葉の櫻川ソロモンです。中学時代に対戦したのですが、フィジカルが本当に凄くて当たってもビクともしなかった。決定力もストライカーだなという感じがしたし、ポストプレーヤーとしても嫌でした」
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