2019シーズンの34校目の取材は、熊本の名門・大津高校サッカー部!
熊本の名門校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる濃野公人キャプテン!

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濃野 公人
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:176cm/67kg
■出身チーム:ヴァレンティアFC(佐賀)
■自分の見て欲しいプレー:得点につながるスルーパスや自分自身の得点感覚

Q:キャプテンに就任した経緯を教えてください。
「平岡和徳総監督と卒業した先輩たちからの推薦です。小学校、中学校とキャプテンの経験はなかったので自信はなかったんですけど、去年のキャプテンだった福島隼斗さん(湘南)の振る舞いなどを思い出して、自分なりにやっていこうと決心しました」

Q:どういう部分を期待されて推薦されたと思いますか?
「自分の学年で高校選手権の試合に出たのは自分だけなので、その経験を生かして、去年のチームで得たものを全体に還元するところだと思います」

Q:130人も部員がいるとチームをまとめるのが大変では?
「他の3年生みんなが副キャプテンという意識で盛りたててくれるし、いろんな場面でも率先して動いてくれるのでとても助かっています」

Q:難しいところは?
「部内のルールなどを決めるときにはみんなの意見を聞きますが、それを一つにまとめる上では最終的な判断を委ねられるので、その部分の難しさはあります」

Q:その分、やりがいも大きいですか?
「大津高校という伝統のあるチームでキャプテンを任されたことに誇りを感じていますし、平岡総監督はじめ山城コーチなどのスタッフ、部員から信頼されていると感じるのは嬉しいです」

Q:キャプテンに向いていると思いますか?
「実は1年生の時から生徒会の役員もやっていて、みんなをまとめたり人前で話したりするのはそんなに苦手ではなく、割と慣れているんです。そういう面はサッカーにも生かせているのかなと思います」

Q:大津高校のキャプテンという責任の大きさは感じますか?
「去年の3年生たちが3年ぶりの全国に連れて行ってくれて、その舞台を経験できたことは大きいと思いますし、その経験を生かして、自分たちの代で全国制覇を成し遂げたいと思います。プレミアリーグにも上げてくれたので、降格するわけにはいかないと思っています」

Q:今年のチームでの目標は?
「前回の高校選手権で青森山田に負けた悔しさは、試合に出た自分だけではなく、みんなが持っていますし、先輩たちの悔しい思いも感じたので、選手権には強い思いがあります。インターハイでもベスト8で敗れたので、先輩たちの成績も越えられるように、そしてたくさんの先輩たちやOBの方達の思いも大事にして、大きな目標である全国制覇を成し遂げたいです」

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