2019シーズンの39校目の取材は、京都の強豪・京都橘高校サッカー部!
インターハイにも出場する京都の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる佐藤陽太キャプテン!

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佐藤 陽太
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:168cm/59kg
■出身チーム:ガンバ大阪ジュニアユース(大阪)
■自分の見てほしいプレー:攻守両面で頭を使った予測と、2列目から得点に絡むプレー

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1、2年生の時は田中慶吾がキャプテンみたいな感じでチームをまとめていたのですが、2年生の途中で監督に『来年のキャプテンを任せられる選手がいない。今のままだと下の学年に任せる』と言われました。今のままではいけないと思いながら、そのまま月日が経ち、昨年の3年生が引退した直後のミーティングでキャプテンを言い渡されました」

Q:選ばれた理由は何だったのでしょうか?
「正直、自分でもまったく分かりません(笑)。ただ、発表前からチームメイトの中で『1年生の時から出ていたから、陽太だろう』という感じがありました。僕自身も小学生の頃にキャプテンを経験していたので、任されたら頑張ろうと思っていました」

Q:任されてから意識していることはありますか?
「自分が見本にならないといけないので、チームの荷物は後輩に任せるのではなく自分が率先して運ぶようにしています。参考にしているのは、岩崎悠人クン(北海道コンサドーレ札幌)。橘で被っていませんが、岩崎クンの言うことは皆が絶対に聞いたり、良いキャプテンだったと聞きます。勉強面でも完璧と言われていたので、少しでも近づきたい。見てきた河合(航希)クンや(篠永)雄大クンの良い所も取り入れて、良いチームを作っていけたらなと考えています」

Q:キャプテンをやっていて大変だと感じたことは?
「発表されてから5月までは今まで通り過ごしていて、あまりキャプテンとして引っ張れずにいました。試合でもムードメーカーの慶吾に声出しを頼ることが多く、監督から『このチームのキャプテンは誰なんだ!』と言われたこともありました。そこで自分も何してるんだと思い、変わりたいと思えるようになりました」

Q:やっていて嬉しかった瞬間はありますか?
「自分たちの代で新人戦とインターハイを獲れた時は嬉しかった。橘にいれば全国の舞台に立てるんだということを1、2年生にも見せたかったので良かったです。ただ、全国大会で優勝するのが目標なので今年は必ずそこを見せたい。インターハイでは、僕たちらしいバリエーションの多さを武器に1試合1試合を大事に戦いたいです」

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