ピッチに立っている11人だけが戦っているわけではない。今回は都予選でチームを支えた12人目の選手を直撃! 答えてくれたのは、チームのために日々献身する山下陽太郎だ!
山下 陽太郎
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:175cm/66㎏
■出身チーム:FC東京U-15むさし(東京)
■自分の見てほしいプレー:正確なビルドアップ
■山下陽太郎選手の想い
Q:都大会を振り返って
「都大会ではメンバーに入れませんでしたが、サポートというつもりではやっていませんでした。チームは選手権のメンバーで活動していて、自分もサポートメンバーという意識ではなく、チームのためにやろうと思って動いていましたんです。その中でメンバーに入れず、サポートメンバーに回った時は試合に出られないのは悔しかったのですが、積極的に動いて、試合に出る選手のためにできることをやっていました」
Q:選手として目指している中で、葛藤はありましたか?
「メンバーが決まったからにはサポートしてやるしかないので、割り切ってやっていました。主な役割はアップの時に使う器具の準備や、試合前にコート周りに水を用意して、なくなったらボトルを入れ替えることでした。あと、怪我をした選手がいれば、アイシング用の氷を準備していました」
Q:サポートメンバーはベンチには入れるのでしょうか?
「ベンチには入れないです。東京都予選もそうですが、インターハイ予選でも入れませんでした。チームが優勝したのは素直に嬉しかったけど、カップを掲げる時に輪に入れないんです。メンバーに入っているから近くにいるけど、ちょっと外れたところで見るしかありませんでした。なので、優勝するたびに悔しさはありましたね」
Q:間も無く選手権が始まりますが、どういう大会にしたいですか。
「高校に入ってくる時に誰でもそうですけど、自分たちの代の選手権でいい結果を残して終わりたいと思っています。中学の時は悔しい思いをしてきたので、高校では良い形で終わりたいです」
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