11年ぶりに選手権へ挑む筑陽学園。福岡県内には東福岡、東海大福岡、九国大付など、実力校がずらりと顔を揃えるが、なぜ選手たちは筑陽学園を選んだのか。その理由を選手に尋ねてみたぞ!

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古賀 敬仁
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:161cm/54㎏
■出身チーム:大川南中学(福岡)
■自分の見てほしいプレー:豊富な運動量とゲームメイク

■筑陽学園を選んだきっかけを教えてください。
「兄の影響が大きかったです。9つ上の兄が筑陽学園のサッカー部で、自分も試合を見に行っていました。スピーディーなサッカーをしていた点も含めて、ずっと筑陽学園に憧れていました。学校から離れた大川市に住んでいたのですが、筑陽学園に行くことしか考えていなくて、その決意は固かったですね」

Q:ただ、入学後は結果を残せず、3年生になってからも苦労をしてきました。
「春先の新人戦は良いプレーができず、インターハイも準々決勝で負けました。選手権ではエースの7番としてどうやってチームを引っ張っていくべきかを考えていたので、声と運動量で勝利に貢献したいと思っていました。県予選の決勝ではそれができたので良かったです」

Q:今年はチームのエースナンバー7番を背負っていますが、その歴史はどうやって知ったのでしょうか?
「周りから聞き、昔の映像を見て知りました。なので、自分も7番を付けたいと思っていたのですが、実際に背負うと重みがありました。そこはちょっと大変でしたね」

Q:選手権への意気込みを教えてください。
「筑陽学園は準優勝が最高成績。自分たちの代が優勝して、学校に帰りたい。自分たちのサッカーで戦い、次の世代に繋げられるように全国で勝ちたいです」

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過能 工太郎
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:174cm/65㎏
■出身チーム:筑陽学園中学(福岡)
■自分の見てほしいプレー::縦に速いドリブルとゴール前での決定力

■筑陽学園を選んだきっかけを教えてください。
「筑陽学園に入学したのは、東福岡を倒して全国に行くためです。自分は筑陽学園に中学校からお世話になっていて、その時に高校の試合を見させてもらったのですが、東福岡が毎回強くて負けていました。中学の時にその気持ちが芽生えてきました」

Q:県予選を振り返って
「東福岡に過去2年は県予選決勝で負けていて、絶対に3回目は勝たないといけないと感じていました。今春の県新人戦では負けましたが、自分たちの代は1年生のリーグ戦などで負けていなかったですし、絶対に勝てると思っていました」

Q:3つ上のお兄ちゃんも筑陽学園でプレーをしていました。進学を決める際に影響は受けましたか?
「お兄ちゃんの代はベスト8で負けたので、お兄ちゃんの想いを背負って、絶対に全国に行ってやると思っていました。あとは、同じ背番号9なので兄に負けられない気持ちがありました」

Q:今年は兄と同じ背番号9は背負いました。そこはいかがですか?
「できれば背負いたくなかったですね(笑)。比べられたくなかったんです。元々、比べられるのがあんまり好きではなかった。自分がミスをすると、『兄ちゃんはできていたぞ』と言われたりするので、それが精神的にきつかったんです。兄も筑陽学園に中学校から通っていて、お兄ちゃんも自分も10番。比べられやすい環境にいたのですが、見返してやろうという思いが強かったので頑張れました。選手権にはお兄ちゃんも見に来るので、目の前でゴールを決めたいです」

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