2019シーズンの25校目の取材は、大分の強豪・大分高校サッカー部!
大分屈指の強豪を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる佐藤芳紀キャプテン!

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佐藤 芳紀
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/61kg
■前所属:大分中学校(大分)
■自分の見てほしいプレー:派手さはないけど堅実なプレー

Q:キャプテンになった経緯を教えてください
「高校選手権が終わって2日後ぐらいですかね、監督に言われて引き受けました。(中高一貫の)中等部でもキャプテンをやっていたので戸惑いはなかったですけど、個性が強く、うるさい奴が多いので大変かなとは思っていました。
オンとオフの切り替えのところで、ひとつ上のキャプテンも苦労していました(笑)。僕は自分のプレーを見せて引っ張るタイプではないので、普段の練習からサッカーに取り組む姿勢などで引っ張っていければと思います」

Q:キャプテンになって得したなと思うことは?
「あまりないけど、こんなふうにキャプテン枠で取材を受けることですかね。それと、キャプテンマークを巻けることぐらいです」

Q:キャプテンとして意識することは?
「僕は秀でた部分がないと自覚しているので、自分ができることを最大限プレーで表現し、監督が狙いとしていることをチーム全体でできるように伝えるのが役割と思っています。チームに対して思っていることは遠慮なく言う。昨年はインターハイ、高校選手権に出場したけど、それは先輩たちのおかげ、自分たちの代でも出場するのは最低限のノルマであって、過去最高のベスト4以上の結果を残したいです」

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Q:聞くところによると学業の成績が常にトップ。サッカーとの両立は大変なのでは?
「平日はサッカーに費やす時間が多いので、テスト前に集中して勉強しています。授業に集中して理解する。分からないことは先延ばしにせず、その場で確認する。このやり方、集中力はサッカーでも役立っているし、両立するコツなのかもしれません」

Q:最終学年となりました。高校最後の1年間を最高の形で終わらせるための目標と、そのために必要なことは?
「最大の目標は高校選手権でベスト4以上。もちろんインターハイに出場して、いい形で冬につなげたい。チームとしては試合の入り方が悪いので集中すること。最近は粘り強く戦えているし、やるべきことを実践できています。大分県内の大会では圧倒して、全国大会へ勢いづけたいです。そのために、練習からコツコツと積み上げ、不安のない状態で試合に臨めるようにするだけ。それができれば結果をついてくると思います」

Q:では最後に。佐藤選手にとってキャプテンとは?
「チームの顔であること!」

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