もしかしたら選手よりも大変かもしれないサッカー部のマネージャー。マネージャーのやりがいや、本当はつらいと思っている、何でやろうと思ったのかなど、マネージャーの本音に迫る!
今回は、徳島市立高校サッカー部を支えているマネージャーさん、2人にインタビューしたぞ!

Q:なぜマネージャーになろうと思ったのでしょうか?
木村「中学校の時は吹奏楽部だったので、高校でもオーケストラをやろうか考えていたのですが、これまでとは違うことがしたいと思いました。何となくではなく、とことん部活をやりたくてサッカー部を見学したら、きちんとしていたのでマネージャーになりました」
池田「私はお姉ちゃんの友達がサッカー部のマネージャーで、その人から誘われたのがきっかけです。顔も名前も知らなかったのに、この子(木村さん)からも急にSNSで『マネージャーやらない?』って連絡がきたことも決め手でした」
木村「そんな急じゃないやん!?マネージャーやろうか考えてるって噂あったやん」
池田「皆、マネージャーをやろうとしている子に敏感になってるんです。4月は選手も廊下で『マネージャーやらへん』って叫んだりしています」

Q:マネージャーの仕事は大変ではなかったですか?
木村「慣れない仕事過ぎて最初は何しよう!?って感じでした」
池田「私は中学時代、水泳部をやっていて、上下関係が緩い感じだったのですが、ここに入ってきて部活中は上下関係が厳しくて戸惑いました。仕事もこれまでやってきたこととまったく違って、慣れるまで時間がかかりました」
木村「大変だったのは、一つの事をしながら、同時進行で他のことを見ること。水を皆に配っている時にボールがどこかに飛んでいってないかなど周りを見ることが習慣化できていなかったので、戸惑いました」

Q:徳島市立のマネージャーはいつもよく動いているのが印象的です
池田「ボールがピッチ外に飛んでいったら、急がなくちゃって思ってしまう」
木村「無意識で身体が動いています」
池田「先輩たちも走っていたので、走るのが当たり前。先輩よりも早く走らなきゃって思います」

Q:マネージャーをやっていて良かった瞬間、しんどい瞬間を教えてください
木村「私は県で優勝できた時が一番嬉しいです」
池田「皆で優勝して、写真を撮る時にマネージャーをやっていて良かったなって思います。しんどいのは冬の静岡遠征。毎週、地獄のようにバスで7時間くらいかけて行きます。着いてからも寒いので、冬は辛いなって思ったりもします」

Q:マネージャーを経験したことで成長を感じることはありますか?
池田「体力はかなり上がりました。夏場は水を補給するのに忙しくて、走り回っています」
木村「マネージャーも汗だくみたいな。ボールを蹴る回数も多いので、キック力もつきました」

Q:選手権予選に向けて選手へのメッセージをお願いします
池田「怪我をすれば選手権が終わってしまうので、怪我なく頑張って欲しいです」
木村「私は夏に勉強と部活を両立できるか不安で残るか悩んだ結果、やっぱりサッカー部が良いなと思ったので、少しでも皆と長くいるために絶対、全国に出て欲しいです」

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池田百花(3年)

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木村未唯(3年)

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