2023年64校目は、2月の九州新人戦で優勝を収め、プリンスリーグ九州で優勝争いを展開している鹿児島城西高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの福岡想太朗選手。キャプテンを任されるようになった経緯や冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました!
福岡 想太朗
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:179cm/74kg
■前所属チーム:鹿児島育英館中学(鹿児島)
■自分の見てほしいプレー:闘争心溢れるプレー
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の頃から学年リーダーをやらせてもらっていて、新チームになった時に監督の新田先生から打診があったんです。自分もやる気があったし、自分しかいないと思っていたので引き受けました」
Q:まとめるのは得意でしたか?
「そうですね。小学校と中学校もキャプテンをやっていました」
Q:大所帯のチームをまとめるのは大変ではないですか?
「そうですね。特に今年は1年生が38人もいて、一人ひとりを見きれないので、ミーティングで話すようにしたり、工夫をしています」
Q:ただ、今年は2月に大怪我を負って、試合に出られない状況が続いています。病院に行ったり、リハビリもあって、試合に帯同できないことも多いと思います。そこも大変ではないですか?
「そうですね。術後は病院と接骨院にずっと通っていたので、術後3ヶ月はほとんど練習に行けませんでした。でも、その時に助けてくれたのが、2人の副キャプテン(有園蒼葉と松永知寛)でした。本当に頼りになって、自分の代わりにまとめてくれてすごく助かりました」
Q:助けてもらった一方で、自分の心情としてはどうだったのでしょうか?
「前十字靭帯を切った後の2ヶ月ぐらいは、夜に悔しい気持ちが湧いて苦しかったです。でも、徐々に身体が戻っていく感じがしていたので、やるしかないなという気持ちになりました。今は本当に選手権のためだけにやっています。副キャプテンとも連携をとりながらチームをまとめられているので、副キャプテンとキャプテンがしっかり役割を果たせていると感じます」
Q:具体的にはどのような感じで役割分担をしているのでしょうか?
「副キャプテンの2人が会場運営などをまとめてくれて、僕がサッカーのことや見きれていないところを指摘する感じです」
Q:トップチームが遠征をしているときは帯同せず、Bチームや1年生のサポートをすることも多いと思います。そこもプラスになっていますか?
「今までは試合に出られない人の気持ちを考えられなかったのですが、自分の価値観が広がって、人間性が高まったことで見える景色が広がりました。それも怪我のおかけですね」
Q:選手権予選の準決勝と決勝が12月中旬になったので、復帰の可能性が出てきました。最後の選手権に向けて意気込みを教えてください。
「今年は本当に勝負しないといけません。相手がどうとかではなく、自分たちのサッカーをすれば負けないと感じています。初心を忘れず、1年生の頃から積み上げてきたモノを最後に発揮したいです」
【鹿児島城西】『自分の価値観が広がって、人間性が高まった』大怪我を乗り越え選手権出場へ、福岡想太朗が得た成長と手応え【キャプテン】
ゆるネタ2023.11.13
SHAREこの記事をシェア
「キャプテンはつらいよ」の人気記事
「〇〇の誓い」の人気記事
v「なんで選んだの?」の人気記事
「マネージャー」の人気記事
「あるある」の人気記事
「寮生の一日」の人気記事
「みんなにおすすめの記事」