2023年63校目は、2大会ぶりの冬の選手権出場を目指す佐賀県の強豪・佐賀東高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの宮川昇太選手。キャプテンを任されるようになった経緯や冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました!

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宮川 昇太
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:164cm/65kg
■前所属チーム:JSC SAKAI(大阪)
■自分の見てほしいプレー:右サイドでのドリブル突破

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分たちは昨年、選手権予選で負けました。年が明けてからニューバランスカップに参加することになったのですが、大会前に蒲原(晶彰)先生から『キャプテンをやって欲しい』と言って貰えたので、『任せてください』と即答しました」

Q:引き受けるにあたって戸惑いはありませんでしたか?
「昨年の新チームで1年生からトップチームに入って、全国でも試合に出ていた自分か江口(恭平)のどちらがキャプテンになるだろうと思っていました。責任感ある2人だと蒲原先生も分かってくれているだろうと。どちらがキャプテンになっても、お互いが良い距離感でサポートし合える空間を作りたいと考えていて、たまたま自分がなっただけです。自分と恭平の立場は違いますが、チームを引っ張る役割は変わりません」

Q:これまでキャプテンの経験はあったのですか?
「小中時代は1度も経験していません。ただ、高校に入学した時にやってみたいとは思っていました。今はキャプテンという凄く良い経験をさせて貰っているのでありがたいです」

Q:これまでずっとAチームにいた経験をどう伝えたいですか?
「自分が1年生の頃はチーム内の雰囲気が凄く良かったです。シンプルに全員、サッカーが凄く好きでサッカーを楽しんでいる人たちでした。楽しむ気持ちや、向上心を今年のチームでも見習っていきたいです。去年のチームは、サッカーの部分で大切な技術に拘っていたチームだったので、それぞれの良い所を引き継ぎながら、今年のチームを完成させたいと考えています」

Q:チーム全体をまとめる難しさもあるかと思います。
「今年は蒲原先生から主体性を持って自分たちで動こうと言われています。そのおかげで、キャプテンとしての仕事は少なく済んでいるのですが、キャプテンとして締めなければいけない場面もあります。そうした際に、自分は割りと声が大きくて通りやすいのは向いていると思いっていて、そこを生かして全体にコミュニケーションを取ろうと意識しています」

Q:大変さを感じる瞬間を教えてください。
「勝っている時は、自分からどんどん声を出して行けますが、負けた時は同じようにはいきません。自分が下を向いていたら、スタッフやチームメイトから『キャプテンが下を向いているから負けるんだ』と言われてしまうので、前を向き続けないといけません。責任が他の選手と比べて強い分、感情のコントロールには苦労しています」

Q:やっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「新人戦や総体など大きな試合で勝てた時はとても嬉しかったです。でも、全国大会や九州大会ではあまり結果が出ていないので、選手権では全国の上位を目指していきたいです。今年は全国ベスト4を目指しているので、それを達成できたら本当に喜べるのかなと思います」

Q:最後に選手権予選への意気込みをお願いします。
「自分は攻撃の中心としての役割を任せて貰っています。ゴールやアシストなどで結果を残して、チームを必ず全国に連れていきます」



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